こども論語塾: 親子で楽しむ

著者 :
  • 明治書院
3.85
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本棚登録 : 294
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (61ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784625664083

作品紹介・あらすじ

『論語』全体約五百章から、短くわかりやすい言葉二十章を選び出した、『論語』の入り口に立つ入門の書。そのどれをとってみても、だれの心にもひびく内容が融かしこまれている。

感想・レビュー・書評

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  • ほっこりします

  • 面白くて、読みやすいです。

  • 娘に読もうと思って借りたが、流石に3歳には早すぎた。で、古典の知識もないので読んでみたが、面白かった。
    読み方と、すぐ隣に現代語訳があるのが、読みやすい。
    本当の入門として有益。

    「学習」「友人」「君子」という、論語全体で繰り返し述べられているテーマの代表的な文章が選ばれている。
    毒のある言葉は選ばれていないので、子供用の道徳教育としても良い。

    ちなみに、孔子の言葉だけは、曰わく(のたまわく)で、それ以外は、曰く(いわく)。知らなかった。

    「辞は達するのみ」
    言葉というものは、相手にその意味を十分に伝えるようにすることこそ大切。

    「巧言令色鮮(すくな)し仁」
    上手に飾りすぎた言葉の人や、うわべばかりかっこうつけた表情の人には、本当の思いやりの心が欠けている。

    「君子は義に喩(さと)り、小人は利に喩る。」
    君子は、それが正しいか、正しくないかで物事を判断するが、小人は、利益があるかないかですべてのことを判断する。

    「君子は言に訥にして、行に敏ならんことを欲す。」
    君子は言葉はうまくなくても構わないが、行動は機敏でありたいと願うものだ。

    「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず。」
    君子は人と仲良くすることができるが、何でもいいかげんに、人に賛成してしまうわけではない。
    小人は、何でもいいかげんに賛成してしまうことはあっても、人と本当に仲良くし、理解し合うことはできない。

  • 2014.05.04 安岡正篤記念館で購入。子どもと一緒に音読するとよいと思う。

  • 図書館。音読すると楽しい論語。娘がもう少し大きくなったら一緒に論語を楽しみたいと思って。どの本を家に置くか検討しようと思い借りた。
    同時に齋藤孝の『ピカピカ論語』も借りたが、『こども論語塾』のほうが好み。孔子の言葉を素直に解釈している印象。わかりやすく、豆知識等のコーナーもあり、親も楽しめる。3巻あるのがネックだけれど、やはり家に置くなら今のところ本書が第一候補!2017/1/22

  • 小2の子供用として。夏休みに少しづつ素読を始めました。長期休みでなくても時間がある土日に少しづつ続けています。意味の理解は一応解説分も読んではいますが、長い人生の中でそのうち浸み込んでくれれば、と思います。

  • 子どもに古典などの教養を伝える本のラインアップが充実している。目立つのは、諸子百家の思想書や仏教などを基にした処世術の指南。「論語」を易しく説く『こども論語塾』(明治書院)シリーズがヒットし、関連書が相次いだのは2010年前後。窮屈さの増す社会状況を反映してか、児童書を得意とする出版社が再びこうした教養書に力を入れ始めた。

  • 意外なほど面白かった。孔子って言いこともいうね。

  • 2012年読了

  • 寝る前に1日3項目ずつ、読み聞かせて1週間ほどで終わった。長女は「私君子になる!」と目をキラキラさせるが、次の瞬間は妹にチョッカイをだして怒られている。わかりやすくてためになる本だと思います。(2013-08-25L)

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著者プロフィール

安岡定子事務所代表

「2018年 『壁を乗り越える論語塾』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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