「少女小説」ワンダーランド―明治から平成まで

制作 : 菅 聡子 
  • 明治書院
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本棚登録 : 115
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784625684081

作品紹介・あらすじ

明治の女学生から平成の少女たちまで、乙女たちを夢中にさせ続けた「少女小説」の世界を一挙に紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 少女小説に関する評論集です。

  •  ぱらっと見たら氷室冴子論のようなものがあったので。
     若草物語のような翻訳小説から、戦前の少女雑誌、それから現在のコバルト文庫にホワイトハートに至るまで、女の子向け小説を軸に展開される少女論です。大勢の人が寄稿している本なので、なるほどと思ったりそうでもなかったり。
     「少女」というのは近代の発明だというのは、それまで深く考えたこともありませんでした。明治以後の良妻賢母教育によってできた一種のモラトリアムな時期だと。娘時代とお嫁さんのすきまにできた数年なんですね。

     いつまでもここにいるうん十歳の少女も最近じゃ多いけどね。と、自戒をこめて。

  • 執筆者が圧倒的お茶の水で、おお…といった気持ち。(編者である菅聡子さんがそちらのご出身だからだろうけど)
    図書館の企画で『花物語』を推していた教授もここの出身だし、そういう傾向の授業なのかしら

  • 少女小説の歴史と事例の解説本。ざっくりと歴史を知り、個々の作品に至るのに便利。

  • 明治期から現代までの変遷を、とくに深く掘り下げることなくさらりと解説、紹介している。読み始めの概説としては非常に読みやすく、とても機能的だ。

  • 卒論用に先輩から進めてもらった本。<少女>の成り立ちから、少女小説とは何かに始まり、現代小説やら果ては少女マンガ、BLに至るまで解説されています。カタログのようなもの? 少女文学に興味はあったけど、BLにも繋がるのか…と思って以外だった。もっと色々勉強しなくては。

  • 明治〜平成までの<少女小説>の変遷。

  • なにがすごいってこの本平成20年発行だよ…情報10年近く前だよ…

  • 少女小説の歴史や文化がコンパクトに書かれています。第2次世界大戦前の少女小説文化を支えていた高等女学校の生徒は恵まれた階層であり、ほとんどの少女は悲惨な境遇にあったということが言及されていたのはよかったです。

  • 少女小説にかかる考察みたいな本。少女小説の歴史がわかるとともにオススメ本も紹介されている。少女小説と呼ばれるものを読んで育ったので興味深い。
    2009/8/8

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