- Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
- / ISBN・EAN: 9784625704048
感想・レビュー・書評
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【著者のサイト】
http://ishigurokei.com
【版元:シリーズ紹介】
http://www.meijishoin.co.jp/smp/news/n3947.html
【書誌情報】
著者:石黒圭
価格:1,900円+税
出版年月日:2007/10/01
9784625704048
版型:A5 300ページ
http://www.meijishoin.co.jp/smp/book/b98077.html
【簡易目次】
第1講 みんなの日本語――言語弱者の文体 001
第2講 重厚なことば――近代文語文体 024
第3講 翻訳的発想――翻訳調の文体 046
第4講 連体修飾節のしくみと働き――説明の文体 065
第5講 飾りの存在意義――描写の文体 087
第6講 文章のなかの声――言文一致の文体 106
第7講 カタカナの新用法――カタカナの文体 131
第8講 文末の緩急――点描文体 156
第9講 文学的な表現の性格――小説の文体 178
第10講 繰り返しとリズム――反復文体 206
第11講 私を消す文章――論文の文体 229
第12講 顔の見える文章――個性的な文体 249
【目次】
はじめに [i-ii]
目次 [iii-vi]
第1講 みんなの日本語――言語弱者の文体 001
1.1 わかりやすい文章とは何か 002
1.2 小学生にも留学生にも伝わる文章 003
1.3 小学生によく伝わる文章 006
1.4 外国人とのコミュニケーション 010
1.5 留学生によく伝わる文章 013
1.6 みんなの日本語の実際 015
1.7 みんなの日本語のまとめ 021
第2講 重厚なことば――近代文語文体 024
2.1 現代語に息づく古典の表現 025
2.2 和文脈と漢文脈の違い 028
2.3 漢文脈の実例 029
2.4 和文脈の実例 033
2.5 古めかしい表現の効果 035
2.6 重厚な表現の実際 038
2.7 重厚な表現のまとめ 042
第3講 翻訳的発想――翻訳調の文体 046
3.1 現代の文章に流れる欧文脈 046
3.2 翻訳調とは何か 048
3.3 翻訳調の表現の特徴 051
3.4 翻訳調の表現の功罪 056
3.5 翻訳調の表現の実際 058
3.6 翻訳調の表現のまとめ 062
第4講 連体修飾節のしくみと働き――説明の文体 065
4.1 連体修飾節と文章の近代化 066
4.2 日本語の連体修飾節の宿命 068
4.3 関係節と内容節 072
4.4 制限用法と非制限用法 076
4.5 連体修飾節と連用修飾節 079
4.6 連体修飾節の実際 080
4.7 連体修飾節のまとめ 084
第5講 飾りの存在意義――描写の文体 087
5.1 文の骨組みと装飾 088
5.2 日本語の動詞の抽象性 090
5.3 属性副詞の広がり 091
5.4 誘導副詞の役割 094
5.5 副詞の実際 096
5.6 飾りの存在意義のまとめ 103
第6講 文章のなかの声――言文一致の文体 106
6.1 書きことばは死んでいるか 106
6.2 言文一致体の起源 109
6.3 言文一致のパラドックス 110
6.4 声を生みだす方法 112
6.5 文章のなかの声の実際 117
6.6 文章のなかの声のまとめ 128
第7講 カタカナの新用法――カタカナの文体 131
7.1 カタカナは外来語専用表記か 132
7.2 音の類似性を示す役割 135
7.3 語種を表示する役割 136
7.4 他の文字を代用する役割 138
7.5 声を再生する役割 140
7.6 意味を希薄化する役割 144
7.7 文脈的統一感を形成する役割 147
7.8 カタカナ使用の実際 148
7.9 カタカナの新用法のまとめ 153
第8講 文末の緩急――点描文体 156
8.1 日本語の文末の宿命 158
8.2 押しつけがましくない文体 159
8.3 点描文体の特徴と効果 161
8.4 文末の緩急 166
8.5 点描文体の実際 169
8.6 点描文体のまとめ 173
第9講 文学的な表現の性格――小説の文体 178
9.1 文学的な表現とは何か 178
9.2 文学的な表現の諸相 179
9.3 一つの表現と多様な読みこみの対応 183
9.4 一つの感情と多様な表現の対応 190
9.5 表現と意味の多対応性 195
9.6 文学的な表現の実際 197
9.7 文学的な表現のまとめ 202
第10講 繰り返しとリズム――反復文体 206
10.1 繰り返しの基本的機能 207
10.2 繰り返しのパターン 209
10.3 繰り返しはどもる 210
10.4 繰り返しはことばを探す 212
10.5 繰り返しは広がる 213
10.6 繰り返しは勢いがつく 214
10.7 繰り返しは執着する 215
10.8 繰り返しはたたみかける 216
10.9 繰り返しは回帰する 217
10.10 繰り返しは際だつ 219
10.11 繰り返しの実際 220
10.12 繰り返しとリズムのまとめ 224
第11講 私を消す文章――論文の文体 229
11.1 文の性格と文体の性格 230
11.2 論文らしい文体 232
11.3 議論の方向性を示す表現 233
11.4 論証を展開する表現 235
11.5 主張をまとめる表現 237
11.6 論文らしい表現の実際 242
11.7 論文らしい表現のまとめ 246
第12講 顔の見える文章――個性的な文体 249
12.1 まとめにかえて 249
12.2 当たり馬券――文章① 253
12.3 ターバン野口――文章② 256
12.4 ホームレスの老人――文章③ 258
12.5 お金の価値観――文章④ 260
12.6 祖母のお札――文章⑤ 263
12.7 お金のないことの意味――文章⑥ 266
12.8 アイスクリーム ――文章⑦ 269
12.9 上手な融資の受け方――文章⑧ 271
12.10 外国のお金――文章⑨ 273
12.11 アルバイト――文章⑩ 276
12.12 顔の見える文章のまとめ 289
おわりに(2007年4月 SDG 石黒圭) [289-291]詳細をみるコメント0件をすべて表示