失敗百選 41の原因から未来の失敗を予測する

著者 :
  • 森北出版株式会社
3.50
  • (18)
  • (16)
  • (38)
  • (4)
  • (4)
本棚登録 : 471
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784627664715

作品紹介・あらすじ

たとえば、旅客機「コンコルド」の墜落と、歩いている人が空き缶やバナナの皮ですべってころぶことは、同じ原因の失敗です。これらが同じであることを納得していただくために、まず、すべての失敗が41の原因から起こることを示します。このたったの41の項目を頭にきちんと入れれば、過去の失敗をくりかえさずにすむのです。そして、ケーススタディとして、どこかで聞いたことのある有名な失敗(タイタニック号の沈没、歌舞伎町雑居ビル火災、ニューヨーク世界貿易センタービル崩壊、チェルノブイリ原発の爆発、信楽高原鉄道の正面衝突、地下鉄サリン事件、など全178事例)をとりあげ、その失敗のシナリオをきちんとあかします。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 1

  • 色んな事例が図を交えながら科学的に説明されていて興味深い。
    少しマニアックでボリュームが多かったので、途中読むのをやめてしまったが、後半盛り返して何とかどくりょう

  • 山口周の読書を仕事につなげる技術で紹介。江戸川中央図書館で借りて少し目を通して返した。

  • 一読はしておくべき参考書である。

  • 工学者の視点で、あらゆる「失敗」を41の上位概念に集約。根性論を超えた科学的アプローチを図ったもの。

    某社で事故の多発を受けて、社員教育をやりなおす、みたいな話がありましたが、そんな根性論よりもより有効性の高いアプローチとはこういうものであるように思います。


    ○筆者は失敗学の伝道師としても多くの講演をした。そこでは、お決まりの「安全意識高揚週間」「ヒューマンエラー撲滅運動」のようなスローガンを後押しすることを頼まれた。でも本当に"精神の叩き直し"で失敗は減るのだろうか(筆者が思うに、減るはずがない)

    ○コンコルドの墜落と廊下での転倒は、事象的には似ても似つかない事例どうしであるが、「落下物」という上位概念でみると、"似た者同士"になる。滑走路や廊下の上にモノを落とすと、移動物は止まれずにつまづいてしまう。

  • 某所にあったので,読んでみました。過去の失敗が系統立ててまとめられているのはいろいろと参考になります。大切なことは,温故知新とあるように,過去の経験を今後にどう活かしていくかということだと思います。

  • 失敗学という学問が、畑村洋太郎さんが唱えてから、世間全般に広まった様に思う。この本は工学的な視点による失敗の分類わけがなされてはいるけれど、大概の失敗はこの分類でまとめられ、なおかつ組み合わせでほぼ当てはまってしまう様に思う。過去の失敗をしっかり学ぶ事は、本当に取り返しのつかない失敗を避けるために必要な手だてだと思う。

  • 本当に”失敗百選”という感じでした
    エンジニア向けで私には語句の意味がわからないことも多々ありました。

    この本でいっていることは、失敗というのは上位概念で分類すると41に分けられる。
    それを具体例を載せて説明しているという形です。

  • 数々の失敗を細かく、そして読みやすく解説してくれているので非常に参考になる一冊。もっともっと売れて良い本だと思う。
    文系の人間にとっては事故・惨事のデータベース的記録の読み物としても面白い。
    面白いという言い方は不謹慎だが、機長が入力した行き先が不完全で飛行機墜落とか、記憶に残る悲劇の信楽鉄道事故の見切り発車など、ちょっとした、本当に些細なことで大惨事となってしまう事例を読んで行くと・・・、一歩間違えば遭遇していたのも自分だったと思ってしまい怖くなります。
    このボリュームで3600円は安いかな。お勧めです。

全25件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

東京大学大学院教授・博士(工学)

「2018年 『図解 なぜかミスをしない人の思考法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中尾政之の作品

失敗百選 41の原因から未来の失敗を予測するを本棚に登録しているひと

ツイートする