心を交わす人工知能 言語・感情・倫理・ユーモア・常識

  • 森北出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784627818019

作品紹介・あらすじ

―― 人工知能は心を持てるのか? AI研究の現場から,感情・倫理・ユーモアなど心の要素ごとの研究事例を平易に紹介.

***

昨今,大きな期待が寄せられる人工知能(AI).「人間の職業を奪ってしまうのではないか」「自我を獲得して人類に歯向かうのではないか」などの危険性も指摘されます.人工知能が「心を持つ」のは間近のようにも言われますが,果たしてそうなのでしょうか? 実際にどんな仕組みで「心」を実現するのか/しうるのか,技術面についての理解は,意外と進んでいないのが現状です.

本書では,20年以上にわたりAI研究を手がけてきた著者らが,「AIの心」にまつわる研究が実際にどのように行われているのかを解説します.言語・感情・倫理・ユーモア・常識の各要素ごとに,自然言語処理をベースとした自らの研究紹介も交えながら,「心」の実現に向けたAI技術開発のリアルを伝えます.さらに,
・「意識」や「自我」をも備えたAIの実現にどれくらい近づいたのか
・そもそもAIに「心」は必要なのか
・「心を持つAI」の危険を最小化するために,いま何が必要か
などについても,独自の視点で論じます.

これから研究者を目指す学生や,一歩踏み込んだAI研究の具体的内容を知りたい方におすすめの1冊.

感想・レビュー・書評

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  • ディープランニングの次に、人工知能がもつべき要素が分かる本。著者らはそれを「心」だと考えており、この本では人間の心についての研究の現状と、人工知能への搭載方法が理解できる。

    人知を超えた隣人となりつつある人工知能には、日本人的な発想である共同体の一員としての性格をもつことが、人間とより良い関係を保つために必要なのではないか思った。また私も、自分の判断をこえる理性と、いかにして付き合うのかについて考えるべき時に来ていると感じた。

  • 請求記号 007.1/A 64

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