- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784627828513
作品紹介・あらすじ
本書はコンピュータが言葉を覚えて話せるようになったら面白いと考えている人に、これまでどのような研究が行われどこまでできていてどこからができないのかを、著者のこれまで行ってきた研究を例に取り簡単に説明したものである。
感想・レビュー・書評
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優しく書いているということは,その分曖昧さも含まれるという典型の本のように思います。勉強にはなりますが…。言語処理の領域について最近勉強し始めたのですが,自然言語処理というのは工学的なものなんですね。GAを使ったりしているし。人間科学として広く捉えていましたが,勘違いしていました。そういった工学的なもの自体に文句はありませんが,僕の希望のアプローチとは違っていたというだけです。もちろん,とにかくコンピュータに言語処理させる!ということに関心のある人にはよい入門書だと思います。
人間の柔軟な学習メカニズムの実現のためには人間の言語獲得の仕組みの解明はもちろんであるが,完全に解明するためには人間の知能の解明,ひいては人間の脳の仕組みの解明を待たなければならない。これを待っていたのでは多大な時間がかかってしまう。そこで現在解明されている部分だけの知見を基に,いかに工学的に有効なシステムが実現可能なのかということが問題となる。(p.95)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
19ページ
その上でなぜコンピュータが言葉を覚える必要があるのかという結論に至ったのかを説明する。
◆必要があるのかという結論→必要があるという結論
22ページ
顎の髭を見てお父さんを「髭」と読んだ場合、
◆読んだ→呼んだ