はじめての神経回路シミュレーション ニューロンからヒト全脳モデルまで (1)

  • 森北出版 (2021年12月17日発売)
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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784627856318

作品紹介・あらすじ

脳をフルスクラッチで構築しよう!

パソコンの性能向上やスパコンの利用拡大によって今後ますます注目を浴びる脳の神経回路シミュレーション。本書では、脳の構成要素であるニューロンがスパイクを発射し、それがシナプスを介してネットワークを伝播して機能が生じる過程を、フルスクラッチで構築して再現します。

神経科学の基礎からスタートし、数値計算法、ニューロンとシナプスの構築、スパイク列の解析法、大脳皮質・小脳・大脳基底核・海馬における脳の様々な現象の再現など幅広い範囲をカバー。それだけでなく、並列計算による計算の高速化や、神経回路シミュレーション研究の現状と今後の展望など、実践には欠かせない知識も身につきます。

また、C言語によるコードも多数掲載されており、手を動かしながら読み進めることができます。脳のしくみに興味はあるけど座学では物足りない方、シミュレーション神経科学を俯瞰して学びたい方、神経回路シミュレーションの方法をより深く知りたい・高速化したい方におすすめの1冊です。

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―著者の山﨑さんと五十嵐さんは「京」「富岳」といったスパコンを活用して、人間の脳の全神経細胞に相当する数の神経回路モデルのシミュレーションを初めて実現した世界的なパイオニアです。この本は、その過程で得た知識と技術を次の世代に伝えたいという情熱のこもった虎の巻です。(巻頭言より)
―銅谷賢治(沖縄科学技術大学院大学教授)

自分でつくれるもう一つの脳 ― 先端脳研究者が書き下ろしたコードが満載!
―山川宏(全脳アーキテクチャ・イニシアティブ代表)

感想・レビュー・書評

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  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50269450

    最新の知見を交えながら、脳科学とAI研究の側面から脳の機能について考察を加えた著作です。脳の機能やAIに興味がある方はぜひ!
    (薬理学研究室 尾中勇祐先生推薦)

  • 請求記号 491.371/Y 48

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著者プロフィール

電気通信大学大学院 情報理工学研究科 情報・ネットワーク工学専攻 准教授

「2021年 『はじめての神経回路シミュレーション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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