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- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784634150041
作品紹介・あらすじ
朝廷の史料を基に改めて貴族の考え方を検証し、天皇、武家政権、国家とは何かを、『神皇正統記』を著した、闘う貴族北畠親房を通して考える。
感想・レビュー・書評
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鎌倉期の朝廷の具体的な政治状況を追うのは面白い。
最終章の親房の思想に関しては納得できず。
「世襲が全てに優越する」なんてまとめ方で合っているのか・・・?
読んでいないんだからわからないけど、少なくとも引用からでは納得できないと思った。
「重代」を否定して「徳」を掲げたうえで、「徳」の意義を延長させているように思える。「重代」の重視とは異なるのでは?
論理のこじつけをしているのは親房ではなく筆者ではないのか!?とか言いたくもなる。
親房が問題解決をできていない、というのは納得した。
ところで権門体制論ってそんな意味だったっけ?
僕が理解していないのかな。よくわからなかったが。
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