レンズが撮らえた19世紀ヨーロッパ 貴重写真に見る激動と創造の時代

  • 山川出版社 (2010年12月25日発売)
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本 ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784634150119

感想・レビュー・書評

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  • 飛ばし読み。
    知らなかったのだが、この時代のパリの高級娼婦の生活ぶりが破格過ぎてびっくり。
    (写真より文章の方で詳細を知る)

  • 【柏木学長コメント】
    19世紀に驚異的な発展を遂げた写真術とその成果が見られる。
    -----------------------------------
    資料番号:10209002
    所在番号:230.6||レン
    -----------------------------------

    ※19世紀フランス挿絵本の魅力でも展示

  • 切り裂きジャックの犠牲者の遺体の写真なんて残ってたのね。そう思うと割りと最近なんだな。
    コナンドイルのこの写真も初めて見た気がするけど格好良いオッサンだなぁ。端正。漱石に似てる気がしたんだけど髭と服装のせいかも。

  • 読んでいて、NHKの「映像の世紀」を思い出しました。ヨーロッパ各国の王室やその末路が写真で紹介されている章があります。ロマノフ王朝の、屈託のないニコライII世の子供たちの写真を見ると、その最期に胸が痛みます。

    「19世紀ヨーロッパ」とありますが、実際は20世紀も取り上げられています(第一次世界大戦まで)。

    でも、それだけでなく、当時の風俗や暮らしなども紹介されています。写真だけでなく、当時の文化や技術について述べている文章も掲載されています。とても読み応えがありますし、参考になりました。

  • この本では同時代の国家間のつながりはどのようなものだったのか、それぞれの国の特徴はどのようなものだったのかということを知ることができます。しかも写真が大量にありますのでとてもイメージしやすいです。

    そしてこの本のタイトルにもありますように、カメラと写真技術そのものの歴史も知ることができます。カメラの技術が発明されたのが1839年で、そこからあっという間にその技術は進歩し1840年代にはかなり性能のよいカメラ技術も出てきます。

    これは刺激的な1冊です!

  • ロンドンは、あまり変わっていなかった。ある意味すごいなぁ。

  • ネ‥ネタバレ拡散記述の方は‥アプリ内では、秘匿も #SNS のタイムラインで駄々漏れしてます‼︎、ので‥記述自体を考慮しながら記述させて頂きます。

    #Sentence が王族から、一般の方々や遺ってた文化のフォトなどが‥写真が一般の方々に手に入りだした?前々世紀(19世紀)50年代〜前世紀(20世紀)の第1次世界大戦終結直後の19年までに、分かれて記述されてました。

    私は写真のみで、読了でしたのですけども‥貴重なフォトの説明も含みますので‥是非‼︎御試読の方も‥。

  • 19世紀のヨーロッパの貴重写真多数。

  • 1851~1918年のヨーロッパの貴重な写真と文章で綴られた珠玉の一冊。

  • ヨーロッパは19世紀が一番素晴らしかったのかもしれない。クリミア戦争、ロンドン万博、パリ、モスクワ、イタリア、スエズ運河開通、大英帝国、どいつもまだプロイセンの時代。
    ムーランルージュ。
    年の大改造が始まって整備が完成されたのが19世紀。

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著者プロフィール

海野 弘(うんの・ひろし):1939年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。1976年より平凡社「太陽」の編集長を務めたのちに独立。美術、映画、音楽、都市論、華道、小説など幅広い分野で執筆を行い、活躍する。著書及び解説・監修をつとめた書籍に『アール・ヌーボーの世界』『スキャンダルの世界史』『日本の装飾と文様』『ロシア・アヴァンギャルドのデザイン 未来を夢見るアート』『武蔵野マイウェイ』他多数。2023年、逝去。

「2024年 『おじさん・おばさん論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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