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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784634150461
感想・レビュー・書評
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もうね、これは趣味の世界(笑)。
好きな人は好きだし、興味ない人はスルーもん。
僕は、このタイトルだけで一目惚れ。僕でも爺ちゃん婆ちゃんの家でしか見たこと無いような家電ばかりだから、若い人はかえって新鮮だと思う。家電が高嶺の花だった頃の、良き古き思い出。
今年高卒で入った新入社員は、黒電話もブラウン管もショルダーホンも知らなかったからね、、、時代の流れを感じるわ、、、 -
山川出版といえば歴史の教科書の会社だけど、こういう本もつくるんだぁという感じ。昭和30年代、40年代のキッチュな家電を紹介している。
「本当に役立つの?」と懐疑的なものも少なくないんだけど、庶民をだましてもうけようとしたんじゃなくて、開発者や製造者も真面目に役立つと思ってつくったんじゃないかなというほほ笑ましさを醸す家電たち。今の日本より経済的には貧しかったのに、夢がある、余裕がある。
著者であり、これら家電のコレクターである増田さん。まったくの趣味で「ガラクタ」を集めてきたわけだけど書中の登場シーンや対談、あとがきなど本当にコレクションへの思いがあふれる感じ。何事も極めれば一門の人になれる、道は拓かれる。 -
さきばしり
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ノンフィクション
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実家にあったかも…?とうっすら覚えがあるものはちらほら。
ほとんどは直には見たことのない家電ばっかりで、中には「こんなニッチなニーズに合わせたものまであったのか!」と驚くようなシロモノも。
高度成長期の発想力、それを「売れるも八掛売れぬも八掛」であろうに実際に商品化するバイタリティーのすごさをビンビン感じました。
”乾電池消しゴム”って小学生向けの電子工作本によく出てきてたけど、商品として平成になっても生産されていたとはビックリ。 -
私が知っている時代よりも古いので、懐かしさよりもその時代にしては妙な新しさ(?)を感じてしまった一冊。
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昔の家電のコレクション。古き良きっていうのかなあ〜。チャレンジ・試行錯誤は素晴らしい^_^
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以前、友人が「マスダさんちの昭和レトロ家電展」に行った様子をブログに書いていたことが印象に残っており、この本が図書館にあったので速攻で借りた。題名の通り昭和の家電を紹介しているのだが、今では考えられない発想の家電も多くあり面白かった。例えば電気釜の中に仕切りをし4分割しそれぞれ別の料理をするための鍋や、前と後ろにダイヤルがあり向かい合う席で共用できる電話機等である。価格を見ると当時の物価から考えると給料の数カ月分のいうものが多く、誰がこんなものを買っていたものも多かったが、集めた著者もすごいなと思う。
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面白いプロダクトがかなり入っている.わりに廉価な本だが,全面カラー図版で写真も鮮明なので見易い.インダストリアルデザイン史のオルタナテヴィヴとして読んだ.
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個人的に昭和レトロは興味があるので面白かったです。御殿山テレビ住宅というのは知りませんでした。
著者プロフィール
増田健一の作品
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