本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
本 ・本 (136ページ) / ISBN・EAN: 9784634151253
作品紹介・あらすじ
二つの世界大戦による中止やボイコット、国同士のいがみ合いから起こった事件の数々…。欧米諸国だけの参加で始まり、世界的なスポーツの祭典として2020年東京大会で124年を迎える“オリンピック”の歴史をふりかえると、世界の歴史が見えてくる。各大会の概要とその時の国際情勢を多数の図版、写真とともに解説し、この1冊で五輪の歴史を辿りながら世界現代史もわかる。
感想・レビュー・書評
-
第一回オリンピックから120年たちました。
この本は、そのオリンピックという甘い言葉で私たちを誘い、現代世界史を学ばせようという、歴史教科書の権威山川出版社の作為で編集されたものと思われます。
オリンピックについて、写真やエピソードがとても面白かった。
Ⅰ帝国主義化下のオリンピック(1896年~1912年)
Ⅱ大戦と民族運動下のオリンピック(1916年~1940年)
Ⅲ東西冷戦下のオリンピック(1948年~1988年)
Ⅳグローバリゼーション下のオリンピック(1992年~2016年)
最後のリオの写真にケンブリッジ飛鳥君の走っている姿がうつっていて、「うーん、グローバリゼーションを象徴しているなあ」と感服いたしました。
現代世界史については、かなり濃く、読み応えありました。
地図、表、写真がカラフルでわかりやすく、オリンピックに興味ないが世界史を学びたい人にも、とても良い本だと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50086899 -
東2法経図・開架 780.6A/R25r//K