対談 戦争とこの国の150年 作家たちが考えた「明治から平成」日本のかたち

  • 山川出版社 (2019年6月1日発売)
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本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784634151352

作品紹介・あらすじ

「令和」日本はどこへ行こうとしているのか?ベストセラー『昭和の怪物 七つの謎』のノンフィクション作家が稀代のストーリーテラー、博覧強記の作家・エッセイストら (西村京太郎、池内紀、逢坂剛、浅田次郎、半藤一利)と明治150年の年にこの国の近現代史のさまざまな論点を語り合った豪華対談集。

感想・レビュー・書評

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  • 保阪正康氏と半藤一利氏は、昭和史の多くの著作を上梓しているが、ほとんど同じ視点の本にもかかわらず多くの読者を獲得している。
    もちろん著者の長い間の取材の蓄積と力量は言うまでもないが、多くの読者は現在の「転換期日本」の脱出法を求めて昭和史を読み直しているのではないだろうか。
    小生には、どうみても現在の日本は閉塞期にあるとしか思えない。
    ではどうすれば良いのかと考えると、やはり過去を知るしかないと思う。過去の日本の「大破局」を知ることの中に現在の「転換期」の答えがあると思うからである。
    そう思うと本書のしつこいまでの軍批判も意味があると感じた。

  • 山川ってこういう出版社だったっけ?というのが正直な感想。近現代日本史を批判するのは自由なんだが、もうちょっと意見にバランスが欲しかった。これではあまりにも偏向がすぎる。

  • 東2法経図・6F開架:210.7A/H91t//K

  • 「明治150年がおめでたいなんて、『何をぬかすか』ですよ」半藤一利

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    「令和」日本はどこへ行こうとしているのか?ベストセラー『昭和の怪物 七つの謎』のノンフィクション作家が稀代のストーリーテラー、博覧強記の作家・エッセイストらと明治150年の年にこの国の近現代史のさまざまな論点を語り合った豪華対談集。
    https://www.yamakawa.co.jp/product/15135

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著者プロフィール

保阪正康……昭和史の実証的研究を志し、延べ4000人もの関係者を取材してその肉声を記録してきたノンフィクション作家。1939年、札幌市生まれ。同志社大学文学部卒業。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。個人誌『昭和史講座』を中心とする一連の研究で第52回菊池寛賞を受賞。『ナショナリズムの昭和』(幻戯書房)で第30回和辻哲郎文化賞を受賞。『昭和史 七つの謎』(講談社文庫)、『あの戦争は何だったのか』(新潮新書)、『東條英機と天皇の時代(上下)』(文春文庫)、『昭和陸軍の研究(上下)』(朝日選書) 、『近代日本の地下水脈』(文春新書)、『松本清張の昭和史』(中央公論新社)ほか著書多数。

「2024年 『未来への遺言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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