日本の原風景

  • 山川出版社 (2021年6月28日発売)
4.00
  • (2)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 41
感想 : 4
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (80ページ) / ISBN・EAN: 9784634152007

作品紹介・あらすじ

旅する画家安野光雅が描く、初めての日本風景画集。風景はいつしか時を刻み、歴史を語るようになる。心に残る風景を探して、列島各地を訪ね歩いた作品集。

2013年7月刊行の画文集『原風景のなかへ』を、新たに大判の画集として出版。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 日本各地を訪れた風景画。
    添えられた文章を読んでいたら、司馬遼太郎さんの『街道をゆく』を思い出しました。そのシリーズで長く挿絵を描いていた須田剋太さんのあとに、確か安野光雅さんが描いておられたんですよね。
    時と人が変わっていくなかで、安野さんの絵と文章がとても貴重なものに感じられました。

  • 画文集としてでていた『原風景のなかへ』を大判の画集につくりなおした新装版。
    巻末の著者紹介文の結びが「2020年12月、多くの友のもとに旅立った」となっており、改めて現実をかみしめる(でも、次から次へと仲間に先立たれる立場もずいぶんおさびしいだろうとこの10年ぐらいずっと感じていたのでこの表現は正にそのとおりだと思った、残されたわたしたちはかなしいけど、安野さんご自身にとってはうれしい旅立ちであるのかもしれない、と)。

  • ふむ

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

安野 光雅(あんの・みつまさ):1926年島根県津和野生まれ。画家・絵本作家として、国際アンデルセン賞、ケイト・グリーナウェイ賞、紫綬褒章など多数受賞し、世界的に高い評価を得ている。主な著作に『ふしぎなえ』『ABCの本』『繪本平家物語』『繪本三國志』『安野光雅文集』(全6巻)『片想い百人一首』などがある。2020年、没。

「2024年 『文庫手帳2025』 で使われていた紹介文から引用しています。」

安野光雅の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×