幕末明治旗本困窮記: 御書院番士酒依氏の日記

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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784634152014

作品紹介・あらすじ

幕末動乱の時代に、武蔵国橘樹郡下菅田村に知行地をもつ幕臣の酒依氏は、御書院番士として、飯田橋に移居し、江戸城の警備にあたっていた。
天保の頃までは、世情が騒然とするも、中行事も執り行われていた。
しかし、ペリー艦隊の来航・上陸や長州藩との戦闘が始まると次第に追い詰められ、知行地の鈴木家に身を寄せるようになり、そして帰農することとなった。
家のものは、遊郭で働きもしたり、困窮を極めた。
本書は、幕末幕臣の史料が少ない中で、偶然にも鈴木家に残された史料をもとに、当時の幕臣の生活を興味深く描いたものである。

感想・レビュー・書評

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  • (借.新宿区立図書館)
    サブタイトルに「御書院番士 酒依氏の日記」とあるので、日記の内容が解説とともに紹介されているのかと思ったが、具体的内容は一部だけだった。その辺がちょっと残念。全体的には時代背景と他の史料によるものも含め旗本の置かれた状況の解説メイン。前半はそれでもある程度日記に沿っているが、特に4章以降になると時代概説ばかり。個人的には、その辺は他の本を読めばいいので、この本では具体的な日記内容をもっと知りたかった。まあ、一般向けを意図した本なのでしょうがないのだろうが。

  • 東2法経図・6F開架:210.58A/N83b//K

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著者プロフィール

1955年愛知県生まれ。明治大学大学院文学研究科史学専攻博士前期課程修了。博士(史学)。専門は日本近世・近代史。現在、横浜開港資料館館長。
主な著書に『ペリー来航』(中公新書、2016年)、『幕末・明治の国際市場と日本』(雄山閣出版、1997年)、『神奈川県の歴史(第2版)』(共著、山川出版社、2013年)、『横浜開港と交通の近代化』(日本経済評論社、2004年)ほか多数。

「2021年 『従軍日記と報道挿絵が伝える庶民たちの日露戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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