源家滅亡 尼御台所政子と北条義時の時代

  • 山川出版社 (2022年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784634152069

作品紹介・あらすじ

鎌倉幕府創設からわずか3代で途絶えた源家。その後、幕府の権力を握った北条氏。

本書は、頼朝死後の幕府の動揺期を支え、礎を築いた源家の家長政子と幕府の中心人物となった義時の動向から、日本史上初の武家政権成立史を読み解く。そのほか、

〇創業者頼朝の急死によって13人の合議制に移行した鎌倉幕府のなかで、頼家・実朝2代の将軍はどのような存在だったのか、

〇彼ら13人と周辺の人物たちは、それぞれなんの役割を果たしたのか。

という点も明らかにしていく。

感想・レビュー・書評

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  • 源頼朝亡き後、家長となった北条政子以下による鎌倉幕府草創期の物語。その日常政務の様相を史料に基づいて綴っている。

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著者プロフィール

菊池紳一(きくち・しんいち)
1948年山形県生まれ。元前田育徳会常務理事・尊経閣文庫主幹。北条氏研究会代表。
著書に『図説 前田利家―前田育徳会の史料にみる』(新人物往来社、2002年)、『加賀前田家と尊経閣文庫―文化財を守り、伝えた人々』(勉誠出版、2016年)、論文に「「院分」の成立と変遷」(『国史学』128号、1986年)、「武蔵国留守所惣検校職の再検討―「吾妻鏡」を読み直す」(『鎌倉遺文研究』25号、2010年)、「北条政子発給文書について」(北条氏研究会編『北条氏発給文書の研究』、勉誠出版、2019年)、『源家滅亡―尼御台所と北条義時の時代』(山川出版、2022年)などがある。

「2022年 『北条義時の生涯』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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