近代社会と近現代国家 (明日への日本歴史 4)

  • 山川出版社 (2023年8月16日発売)
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本 ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784634152243

作品紹介・あらすじ

山川『詳説日本史』の著者でもあり、政治、社会、芸能、絵画、考古などの諸分野に通暁する著者による日本全史、ここに登場。全4巻の第4巻は「改革」「文明」「経済」「環境」をキーワードに、黒船来航をはじめとする西洋列強の接近が相次ぐ18世紀後半以降の江戸末期から明治・大正・昭和の高度経済成長期までを、政治・社会・文化の流れをふまえて描く。

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〈目次〉

第Ⅰ部 近代社会
一 天保の飢饉と改革
二 天保の改革
三 農村改革の広がり
四 意識改革の始まり
五 安政の改革と条約問題
六 開港以後
七 相次ぐ政変と改革
八 改革から天下一新へ

第Ⅱ部 文明の世紀
一 近代国家の形成
二 自由民権運動
三 立憲国家
四 立憲政治と資本主義

第Ⅲ部 経済の時代
一 近代の産業と文化
二 政党政治と経済
三 大正デモクラシー
四 十五年戦争
五 戦後の経済と文化
六 高度成長の時代

第Ⅳ部 環境の世紀

おわりに  

感想・レビュー・書評

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  • 明日への日本歴史 検索結果 | 山川出版社
    https://onl.sc/BUGD7Zm

    KAKEN — 研究者をさがす | 五味 文彦 (60011326)
    https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000060011326/

    《明日への日本歴史》3.近世の政治と文化の世界 | 山川出版社
    https://www.yamakawa.co.jp/product/15223

  • ふむ

  • 図書館で借りた。
    シリーズ最後の4冊目は、江戸時代後半から一気に戦後・現代まで駆け抜ける。
    このあたりの時代を書く概説書らしく、さらっと一言だけ言及する出来事というのも増えてくる。周辺知識が無いと、気付くこともできない。それだけ奥深い文章であると感じた。「歴史の教科書」って深いんだなと、分からないながら感じたつもり。

    もっともっと、整理して身につけたい。まだまだ足りない。

  • 山川出版社が発行している。読むとどこか山川の日本史教科書を再読しているような気がする。書くスタイルが歴史教科書のスタイルである。もちろん教科書よりも細かいが、明治維新が厚く、明治大正昭和と駆け足で説明している。特に敗戦から現代まではほんのわずかである。明日への日本歴史のシリーズの最終巻なので、戦後を中心に書かれていると想定していたが全く異なっていた。広島長崎への米軍の原爆投下については書いてあったかどうかわからなかった。朝日新聞の書評で紹介されていたが、高校の山川の教科書も市販されているのでそれを再読すれば、学部学生には十分なような気もする。

  • 東2法経図・6F開架:210.1A/A92a/4/K

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著者プロフィール

東京大学名誉教授・放送大学名誉教授
1946年生。東京大学文学部卒業。同大学院人文科学研究科博士課程中退。神戸大学、お茶の水女子大学、東京大学文学部教授などをへて、2006年東京大学を定年退職。放送大学教養学部教授、2016年定年退職。著作は『院政期社会の研究』(山川出版社、1984年)、『吾妻鏡の方法:事実と神話にみる中世』(吉川弘文館、1990年、増補版2000年、新訂版2018年)、『武士と文士の中世史』(東京大学出版会、1992年)、『書物の中世史』(みすず書房、2003年)、『文学で読む日本の歴史』(全5巻、山川出版社、2015-20年)、『疫病の社会史』(KADOKAWA、2022年)など多数。

「2024年 『武士と文士の中世史 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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