日本史のなかの神奈川県

  • 山川出版社 (2023年9月4日発売)
4.00
  • (2)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 41
感想 : 3
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784634249035

作品紹介・あらすじ

身近な史跡・文化財を通して、神奈川県の歴史と文化を読み直す。相模川が育んだ先史の史跡、武家の古都・鎌倉、北条氏と小田原、江戸の行楽地大山・江の島・箱根、横浜開港、戦時を語る地下壕・砲台跡など、歴史の舞台となった地域の特徴や多彩な文化を知る。
---------------------------------------------
〈目次〉
神奈川県の関連略年表
はじめに-神奈川県の風土と人間
[口絵] 文化財で見る日本史のなかの神奈川県

神奈川県の歴史講義
1章〈原始①〉山海の恵みと先史の人々
田名向原遺跡/勝坂遺跡ほか
2章〈原始②〉農耕文化の伝播と大規模集落
大塚・歳勝土遺跡/神崎遺跡ほか
3章〈古代①〉古墳の波及
長柄桜山古墳群/桜土手古墳群ほか
4章〈古代②〉律令制と仏教文化の浸透
相模国分寺・国分尼寺跡/六所神社と国府祭ほか
5章〈中世〉鎌倉、武家の都と中世仏教
籬菊螺鈿蒔絵硯箱/永福寺経塚出土品ほか
6章〈戦国〉戦国大名、小田原北条氏
近世小田原城/戦国期小田原城ほか
7章〈近世〉江戸時代ににぎわう行楽地
川崎大師/箱根神社ほか
8章〈近代①〉横浜開港と神奈川県の誕生
旧横浜正金銀行本店本館/神奈川県庁舎ほか
9章〈近代②〉都市の近代化と発展
旧横浜船渠株式会社第一号・第二号船渠/横浜市開港記念会館ほか
10章〈近代③〉軍事施設にみる神奈川と戦争
東京湾要塞跡/横須賀海軍航空隊地下壕
11章〈現代〉戦後復興とモダニズム建築
旧神奈川県立近代美術館/神奈川県立図書館・音楽堂
12章〈災害史〉神奈川県と災害
函嶺洞門/神奈川県立恩賜箱根公園

コラム もっと知りたい!深掘り神奈川県史
 ①信仰と行楽の地、大山
 ②文化財としての二ヶ領用水
 ③三渓園-シルクが生んだ文化遺産
 ④かながわの地下壕
 ⑤神奈川県の民俗芸能-里・海・山・都市

神奈川県エリア別史跡・文化財マップ
横浜・川崎エリア/横須賀・三浦エリア/湘南エリア/県央・県西エリア

〈資料編〉
県内のおもな祭礼・行事
国・郡の変遷/行政区画の変遷図/神奈川県の成立過程
主要参考文献
執筆者紹介

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 神奈川県における「戦争遺跡」の史跡指定に関わる諸問題について | 文化遺産の世界
    https://www.isan-no-sekai.jp/report/9336

    日本史のなかの神奈川県 | 山川出版社
    https://www.yamakawa.co.jp/product/24903

  • 貸出状況はこちらから確認してください↓
    https://libopac.kamakura-u.ac.jp/webopac/BB00311409

  • <目次>
    文化財で見る日本史のなかの神奈川県
    神奈川県の歴史講義
     第1章  山海の恵みと先史の人々
     第2章  農耕文化の伝播と大規模集落
     第3章  古墳の波及
     第4章  律令制と仏教文化の浸透
     第5章  鎌倉、武家の都と中世仏教
     第6章  戦国大名、小田原北条氏
     第7章  江戸時代ににぎわう行楽地
     第8章  横浜開港と神奈川県の誕生
     第9章  都市の近代化と発展
     第10章  軍事施設にみる神奈川と戦争
     第11章  戦後復興とモダニズム建築
     第12章  神奈川県と災害

    <内容>
    山川出版社らしい視点の本。鎌倉、江戸時代あたりがもう少し詳しくてもよいかな?と思うが、第10章はナイスだと思う。神奈川県は首都防衛のため、軍事施設が多かった。戦後の厚木基地なんかも取り上げてもよかったかもしれない。

全3件中 1 - 3件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×