歴史意識の芽生えと歴史記述の始まり (世界史リブレット 57)

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  • Amazon.co.jp ・本 (89ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784634345706

作品紹介・あらすじ

われわれはなぜ過去を知りたがるのだろう。それも自分自身の生い立ちや「家」のルーツに止まらず、日本という国や、さらには訪れたこともない他国の歴史についてまで。このような過去にたいする関心の高さや記録保存への執着心は、決して人類に共通の普遍的な現象ではない。本書では、このような現象は歴史上いつごろから認められるのか、過去についての集団的記憶はどのように形成され受け継がれていくのか、またこの記憶の歴史的・社会的な意義・機能はなにか、といった点について史実に即しつつ検討する。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

1946年生。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学大学院人文社会系研究科教授等を歴任。専攻・アラビア古代史、東西海上交流史。著書『オリエント史講座』第3巻(共著、学生社, 1982)、『シェバの女王』(山川出版社, 2006)、『歴史意識の芽生えと歴史記述の始まり』(山川出版社, 2004.世界史リブレット57)、『エリュトラー海案内記 1・2』(訳註・平凡社東洋文庫、2016)『西アジア史1 アラブ』(山川出版社、分担執筆、2002)ほか

「2018年 『物語 アラビアの歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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