中央アジアのイスラーム (世界史リブレット 70)

  • 山川出版社 (2008年2月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (96ページ) / ISBN・EAN: 9784634347007

感想・レビュー・書評

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  • 中央アジアにおけるイスラームの諸相に関する概説だが、政治・経済史にはほとんど言及なく、哲学・神学等の方面で活躍した学者やその著作、遊牧民の異教的な起源説話のイスラーム化による変容、ウラマーやスーフィー教団の社会の中での位置付け等に特化。参考文献リストあり。

  • スーフィーの歴史周りは面白かったけど世界史リブレットは何故かいつもまとまりがなく終わるな。

  • 図書館で借りた。
    世界史リブレットシリーズから適当にチョイス。薄い本で短く分かりやすく歴史のテーマを噛み砕いてくれるシリーズであるが…、本書は難しかった。
    いきなりイギリスの作家の意見に対する批判から始まる。私はノーベル文学賞受賞者とは言え「誰?なんでこの本で登場してくるんだ???」とクエスチョンがいくつも出てから読み進めることになった。まぁ、「アラブ人以外は皆改宗者」という意見が間違いだってのは同意だし、理解できるが、『中央アジアのイスラーム』で冒頭に扱う話なのかぁ~、と思うと論文みたいで難しいなと私は感じた。一定の知識は入っている前提じゃないと本書は読めないと思わせた。
    世界史リブレットシリーズは世界史初心者にも読める易しいシリーズかと勝手に思ってたが、どうやら私の勘違いだったようだ。

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著者プロフィール

1946年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退。博士(文学)。西南アジア史・中央アジア史専攻。京都大学・神戸大学名誉教授。著書に『東トルキスタン・チャガタイ語聖者伝の研究』(京都大学大学院文学研究科、2006年)、『中央アジアのイスラーム[世界史リブレット70]』(山川出版社、2008年)、共著に『中央ユーラシア史[新版世界各国史4]』(小松久男編、山川出版社、2000年)、訳書にアンドレ・クロー『スレイマン大帝とその時代』(法政大学出版局、1992年)などがある。

「2022年 『征服の父 メフメト二世記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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