地中海世界の都市と住居 (世界史リブレット 73)

著者 :
  • 山川出版社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (90ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784634347304

感想・レビュー・書評

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  • これも長年の積読。
    イタリア系の話かと思ったらそういうわけでもなかった。

    でも、美術史とかを学んでると、ヨーロッパ圏、イスラム圏、って、宗教とか、地形とかの区分でばっさり分けがちなんだけど、土地がつながってる以上、影響受けないわけないんだよね。

    その緩やかなつながりを教えていただけた点は、とても有益でした。

  • パンフレットみたいに薄い本なんだけど、図が少ない。
    かなりガッカリだーよ。
    あとイタリアとかアラブとか、全部まとめてやろうってのに無理があるね、当たり前だけど。

  • <a href="">地中海世界の都市と住居</a><br>(世界史リブレット73)<br>陣内 秀信 著<br>2007.5<br><br><br>イスラーム世界として、ダマスクス、チュニス、マラケシュ、ギョイヌック。<br>アンダルシアのグラナダ、コルドバ、セビーリャ、アルコス、カサレス。<br>そしてイタリア都市シャッカ、レッチェ、サルデーニャ、アマルフィ、ヴェネツィアがそれぞれ解説されている。<br><br>“地中海”とひとくくりにするには、地理的にも歴史的にも無理があると思われるが<br>各都市に実は共通している要素を見いだすことが出来て大変興味深かった。<br>学生向けに思える薄手のブックレットシリーズだけれど<br>こういった掘り出し物が見つかるので楽しいです。[07.08]

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著者プロフィール

陣内秀信(Hidenobu Jinnai)1947年福岡県生まれ。東京大学大学院工学係研究科博士課程修了。イタリア政府給費留学生としてヴェネツィア建築大学に留学、ユネスコのローマ・センターで研修。専門はイタリア建築史・都市史。現在、法政大学特任教授。著書に『イタリア海洋都市の精神』(講談社)、『ヴェネツィア―都市のコンテクストを読む』(鹿島出版会)、『都市のルネサンス〈増補新装判〉』(古小烏舎)ほか多数。主な受賞にサントリー学芸賞、地中海学会賞、イタリア共和国功労勲章(ウッフィチャーレ章)、ローマ大学名誉学士号、アマルフィ名誉市民、ANCSAアルガン賞ほか。

「2022年 『トスカーナ・オルチャ渓谷のテリトーリオ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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