- Amazon.co.jp ・本 (90ページ)
- / ISBN・EAN: 9784634347601
作品紹介・あらすじ
中世グローバリズムの中核を築いたイスラーム社会は、ユダヤ教、キリスト教などの異宗教や異文化を、対立軸とすることなく包含し、アジア、ヨーロッパ地域とも活発な交易活動をおこなってきた。ガラス器をはじめとする美術工芸品にも、その多様な文化の片鱗が現れている。本書では、宗教や政治の枠を越え、より身近に共感できる「モノ」の歴史を紐解く。
感想・レビュー・書評
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<閲覧スタッフより>
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所在記号:209||セカ||76
資料番号:10160975
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イスラーム社会の美術工芸(とされるもの)のうち、主にガラス製品について、ローマン・グラスとの連続性と差異、技法、用法、交易・流通のあり方、他文化への影響等について概説する。ゲニザ文書への言及多し。参考文献リストあり。
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<a href="http://www.bk1.co.jp/product/02438437/?partnerid="><b>イスラームの美術工芸</b></a><br>(世界史リブレット 76) 2004.4<br><br><br>当時の人々の姿を映し出す「モノ」。<br>特にここではガラスを取り上げ、それらが語る文化を記す。<br><br>写真や用語解説などがページの上部にあり、正に「歴史の教科書」風。<br>読みやすいので、興味がある刊だけでも買おうと心がけているのですが<br>ちょっと気を抜くと、どしどし刊行されてしまい追いつきませ〜ん。