女と男と子どもの近代 (世界史リブレット 89)

  • 山川出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (89ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784634348905

作品紹介・あらすじ

十九世紀以降に理想とされてきた女と男と子どもの関係は、それ以前から形づくられてきたマンタリテ(人間の感じ考えるその仕方)や、ソシアビリテ(社会的結合関係)に、すでにその萌芽が埋め込まれていた。人が家族のうちに求める親密性や、社会における公私の境界が、それに先立つ数百年のあいだに、徐々に再編成されつつあったからである。本書では、十六〜十八世紀の、とくにフランスで見られた変化に光をあてながら、近代社会を再考していく。

感想・レビュー・書評

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  • ピンポイントで掘り下げた内容が分かりやすく、とても興味深く読めた。

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著者プロフィール

東京大学教授。フランス近世史研究者。女と男と子どもの関係から歴史を再考することを提唱。著書に『女と男と子どもの近代』(山川出版社)、『近世フランスの法と身体』(東京大学出版会)など多数。

「2021年 『角川まんが学習シリーズ まんが人物伝 激動を生きた、知と美の女性伝記セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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