古代ギリシアの思想家たち 知の伝統と闘争 (世界史リブレット人 006)

  • 山川出版社 (2014年8月1日発売)
3.57
  • (1)
  • (2)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 41
感想 : 3
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (112ページ) / ISBN・EAN: 9784634350069

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 古代ギリシアの思想家の歴史のなか、特にアンティフォンとソクラテスについて。ソフィストの祖ともいえるアンティフォンも、真実を求める姿勢はアテナイの発展に貢献するためであるにもかかわらず権力者の憎むところとなったソクラテスも、ともに刑死するという最期だったのが悔やまれる。

  • 「知の闘争」というテーマがなかなかに面白かった。哲学者だって己の地位のために他人を蹴落とすこともあるのだ、にんげんだもの。ただギリシア詩はよくわからないので、そこは苦痛だったけども……。ページ数等々の関係か小ぶりな印象だけど、まあまとまってたんじゃないでしょうか。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

東洋大学文学部助教授
1954年 福岡県生まれ
1985年 東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学
1988年 富山医科大学助教授を経て現職
主な著訳書
『西洋古代史研究入門』(共著、東京大学出版会)
『ギリシアとローマ』(共著、河出書房新社)

「2002年 『弁論集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高畠純夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×