古代ギリシアの思想家たち 知の伝統と闘争 (世界史リブレット人 006)
- 山川出版社 (2014年8月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (112ページ) / ISBN・EAN: 9784634350069
感想・レビュー・書評
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古代ギリシアの思想家の歴史のなか、特にアンティフォンとソクラテスについて。ソフィストの祖ともいえるアンティフォンも、真実を求める姿勢はアテナイの発展に貢献するためであるにもかかわらず権力者の憎むところとなったソクラテスも、ともに刑死するという最期だったのが悔やまれる。
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「知の闘争」というテーマがなかなかに面白かった。哲学者だって己の地位のために他人を蹴落とすこともあるのだ、にんげんだもの。ただギリシア詩はよくわからないので、そこは苦痛だったけども……。ページ数等々の関係か小ぶりな印象だけど、まあまとまってたんじゃないでしょうか。
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