ラシード・アッディーン モンゴル帝国期イランの「名宰相」 (世界史リブレット人 23)
- 山川出版社 (2024年10月23日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784634350236
作品紹介・あらすじ
イランを支配したモンゴル帝国の一ウルス(国)、イル・ハン朝において、ワズィール(宰相)として権勢をふるい、モンゴル帝国史の第一級史料となる歴史書『集史』を編纂した政治家・歴史家、ラシード・アッディーン。ユダヤ教徒の医師であった彼は、イスラームをみずからの信仰に選び、ガザン・ハンの改革を支え、イル・ハン朝がイランのムスリム王朝として立つ道を、文化政策をとおして切り拓こうとした。西アジア・イスラーム史における「モンゴルの時代」を映す鏡ともいえる、彼の生涯をたどる。
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〈目次〉
問い直されるモンゴル帝国時代史と「名宰相」像
①モンゴル帝国のイラン征服とイル・ハン朝の成立
②イル・ハン朝のイラン統治体制と危機の到来
③ディーワーンの長ではない「ワズィール」の登場
④新生イスラーム国家建設の苦闘
⑤『集史』が描いた新しい世界像
⑥ラシードの死とイル・ハン朝の滅亡
感想・レビュー・書評
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「世界で最初の世界史」こと『集史』編纂者にして、イル・ハン国の改革を支えた宰相ラシード・アッディーンのコンパクトな伝記。
https://historia-bookreport.hatenablog.jp/entry/2024/10/21/233518詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
289.2||Ra
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【本学OPACへのリンク☟】
https://opac123.tsuda.ac.jp/opac/volume/721771
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