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本 ・本 (112ページ) / ISBN・EAN: 9784634350557
感想・レビュー・書評
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正直なところ、あと10年は早く読みたかったと思う内容だった。
フリードリヒ2世が誕生するまでのホーエンツォレルン家の歴史と、誕生してからの彼の行動や思想、業績などが、簡潔にまとまっている。何よりも、人口に膾炙しているフリードリヒ2世の「逃亡事件〜カッテ少尉の処刑」や「『反マキャヴェリ論』を執筆したくせに、すぐに戦争に乗り出した」などの逸話が、実際の現場の状況や彼の著書の内容と行動と照らし合わされる形で論証されているのが面白い。わたしも恥ずかしながら、それらの逸話について無責任に噂しまくった者のひとりなので、今回それらが検証されているのが嬉しくてならない。本当にもっと早く読みたい、読めばよかった本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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