南アジア史 (新版 世界各国史 7)

  • 山川出版社 (2004年3月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (640ページ) / ISBN・EAN: 9784634413702

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  • インドを中心とした南アジア地域の詳細な通史。

  • 図書館で借りた。古代インド史を整理したくて本書にたどり着いた。
    山川出版社が地域史シリーズとしてこの分厚い本を出していたのは知っていたが、ハードルが高いかなと思い手を出していなかった。今回は目的がハッキリしていたので、全てを読み込んではいないが、思っていたより読みやすくて良かった。受験生でも手を出すのは悪くない内容だ。(もちろん、これだけ分厚ければ、「そんな単語入試では出ないよ」というのは少なくない。ただ、背景などが繋がって理解が深まることはあると思う)

    本書を読んで大きなポイントになったのは、インドの中でも南側の地域史に触れられたこと。元々「インドというのは国と言うより、ヨーロッパなどと同じ大陸であって、様々な要素・歴史が込み入っている」という理解はあったが、ある時点での「じゃあその頃南の地域はどうだったのか?」という点での知識は中々他の本では出てこない。これは良かった。

  • KN2b

  • [ 内容 ]
    世界全域を網羅した新版世界各国史。
    7巻はインド・パキスタン・ネパール・ブータン・バングラデシュ・スリランカ・モルディヴの歴史。

    [ 目次 ]
    序章 新しい歴史解釈と南アジア
    第1章 インダス文明からガンジス文明へ
    第2章 マウリヤ帝国とその後のインド亜大陸
    第3章 ヒンドゥー諸王国の興亡とヒンドゥー文化
    第4章 南インド社会の発展
    第5章 イスラーム世界の拡大とインド亜大陸
    第6章 ムガル帝国とマラーターの時代
    第7章 イギリス植民地支配の始まりとインド社会
    第8章 英領インドの成立とインド民族運動の始まり
    第9章 ガンディー時代
    第10章 独立後の国家と国民

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


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著者プロフィール

1933年生まれ、東京大学名誉教授、大正大学名誉教授。専門は南アジア史。タミル語刻文研究やカレーの研究で知られ、History and Society in South india(Oxford University Press)によって日本学士院賞を受賞。『インド・カレー紀行』(岩波ジュニア新書)、『インド文化入門』(ちくま学芸文庫)など多数の著作がある。2015年、没。

「2021年 『インド史 南アジアの歴史と文化』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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