イギリス史 (☆新版☆ 世界各国史 11)

  • 山川出版社 (1998年4月1日発売)
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本 ・本 (556ページ) / ISBN・EAN: 9784634414105

感想・レビュー・書評

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  • KMb

  • 「イギリス政治史」(2年後期)の参考書として利用した。同著者の『イギリス近代史講義』と併読。18~19cを中心に参照。平易な文章で記す。世界史の知識は皆無だが分かりやすかった。近代史に関しては、前述した新書との併読でよりイメージが湧きやすい。産業革命に関する記述が興味深い。産業革命は言うほど革命ではなかったようだ。教科書が物事の過程を省略して結果のみを記した内容が多いことを実感した。冷静に考えれば突然革命が起こってすぐに産業が発展することはあり得ない。過程の省略は物事の理解を歪曲するかもしれない。

  • [ 内容 ]


    [ 目次 ]
    序章 イギリスとは何か
    第1章 「イギリス」の成立
    第2章 アンジュー帝国
    第3章 百年戦争とバラ戦争
    第4章 近世国家の成立
    第5章 革命の時代
    第6章 ヘゲモニー国家への上昇
    第7章 伝統と革新の相克
    第8章 パクス・ブリタニカの盛衰
    第9章 福祉国家への道
    第10章 「コンセンサスの政治」からサッチャー主義へ
    第11章 イギリス史におけるアイルランド

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 第9章、第10章のみ、読了。

  • 世界各国史3冊目。

    かつての世界の主役であり、いつの時代も何かしらの形で世界の先端を走っていた英国ということでかなり期待して読んだが、やはり1冊450ページで語るにはあまりにもボリュームのありすぎる歴史なのだなと思った。

    各章40ページ程度で100年戦争、大英帝国、第一次・第二次世界大戦のことを語るのは制約が大きすぎて、どうしても薄味に感じざるを得なかった。

    特に近代に入ってからは戦史や技術史をバッサリと切り捨てて政治・経済史のみの内容となっていた点は仕方ないとはいえ、ちょっと残念に感じた。

    が、例によって淡々と教科書的に記述するスタイルは安心して読めて、新しい発見もあり、得るものは大きかったと思う。

  • ありがたい一冊
    文章が読みやすい。


    (図)

  • イギリスの一連の歴史がわかるけども……
    詳しすぎて読むのは大変。
    でもイギリスの歴史を勉強するためには一番いいと思いました。

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著者プロフィール

1974年、神奈川県生まれ。愛知教育大学教育学部准教授。著書に『8050問題の深層――「限界家族」をどう救うか』(NHK出版)、共編著に『「ひきこもり」への社会学的アプローチ――メディア・当事者・支援活動』(ミネルヴァ書房)、共著に『セルフ・ネグレクトのアセスメントとケア――ツールを活用したゴミ屋敷・支援拒否・8050問題への対応』(中央法規出版)、『大人になる・社会をつくる――若者の貧困と学校・労働・家族』(明石書店)、論文に「長期化するひきこもり事例の親のメンタルヘルスと支援」(「精神科治療学」第35巻第4号)、「ひきこもり経験者による空間の獲得――支援活動における空間の複数性・対比性の活用」(「社会学評論」第65巻第3号)、「ストーリーとしての引きこもり経験」(「愛知教育大学教育実践総合センター紀要」第8号)など。

「2025年 『社会的孤立の支援と制度』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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