仏教の歴史 東アジア (2) (宗教の世界史 4)

  • 山川出版社 (2018年8月24日発売)
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本 ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784634431348

作品紹介・あらすじ

インドで興起しアジアに広く伝わった仏教。中でも中央アジアを経由し、東アジアに入った仏教は、中国を中心に朝鮮・日本が相互に関連し発展していった。その漢伝仏教を、時代を追って紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • 中国・朝鮮・日本における仏教の歴史をコンパクトに解説している本です。

    一冊の本で東アジアの仏教の歴史を、古代から近代にわたってあつかっているため、さまざまな仏教思想の内実に立ち入って説明をおこなうことはなされていません。歴史のなかで仏教がどのように受容され、文化的影響をあたえてきたのかということが簡潔に解説されています。

    中国仏教史については、禅を中心に日本仏教とかかわるところ以外はこれまであまり学んだことがなく、朝鮮仏教史についてはほぼ知識がなかったので、新しく学んだことが多く、個人的には有益な内容でした。ただし基本的な知識のある読者にとっては、もの足りないと思われるかもしれません。

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著者プロフィール

国際日本文化研究センター名誉教授、専門は宗教学、著書に『絶望でなく希望を:明日を生きるための哲学』未来哲学双書(ぷねうま舎 2023)、『死者と霊性の哲学』(朝日新書 2022)他

「2025年 『談 no.132』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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