文明としてのソ連: 初期現代の終焉 (歴史のフロンティア)

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  • 山川出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784634480407

作品紹介・あらすじ

ソ連の崩壊とともに、初期現代も終焉した。二項対立的安定が失われた今、世界は「軟かい大衆政治状況」の危うさに直面している。20世紀世界の構図を大胆に示し「ソ連」の文明論的意味を問う。

感想・レビュー・書評

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  •  独自のソ連史論、非常にわかりづらい。評価に困る。様々な概念あるいは独自の用語を用いているが説明が欠如しているため、理解できない。出版に際し、出版社に脚注なしで書き下ろし、オリジナリティを求められたと書いてあるが、それでも独自の用語や概念の説明は本文に出来るはず。著者自身も悩みながら書いてしまったというような印象を受ける。

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著者プロフィール

1948年生まれ。東京大学名誉教授。近現代ロシア史専攻。主要著書:『シリーズ ソ連社会主義 1917-1991(2)ソビエト政治史を読む』(岩波書店[岩波ブックレット]、1992年)『文明としてのソ連――初期現代の終焉』(山川出版社、1995年)。主要訳書:A・ノーヴ『ソ連経済史』(岩波書店、1982年)ロイ・メドヴェージェフ『10月革命』(未來社、1989年)マルク・ラエフ『ロシア史を読む』(名古屋大学出版会、2001年)

「2021年 『スターリン 独裁者の新たなる伝記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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