ステンカ・ラージン―自由なロシアを求めて (ヒストリア)

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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784634491205

作品紹介・あらすじ

ロシア民謡で私たちにも知られるステンカ・ラージン。あの「ペルシアの姫君」は実在したのか、それともフィクションか。そして何よりもコサックとは一体なにもので、彼らの「自由」とはいかなる背景から生まれたのか。中世の「タタールのくびき」から脱して、ようやく近代へ向かおうとするロシア。その新王朝ロマノフの支配を揺るがしたラージンの反乱の実相を明らかにするとともに、西欧とは異なる道をたどったロシアの歴史と社会の原像を探ることにしよう。

感想・レビュー・書評

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  • 17世紀には農業経営にとってより良い条件と展望があるならば、上からのさまざまな抑圧や負担を潔しとしない豊かな農民たちもあえて不法な移転に踏み切った。つまり領主による強制的な村替え、出稼ぎなど自由な移転の禁止、恣意的な抑圧、あるいは疫病と戦争による増税などを理由として農民は村を出た。

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著者プロフィール

1947年北海道生まれ。小樽商科大学卒、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。一橋大学大学院社会学研究科教授を経て、一橋大学名誉教授。社会学博士。専門はロシア社会史、史学史。おもな著書に『ステンカ・ラージン』『ロシア近世農村社会史』『岐路に立つ歴史家たち』『ピョートル大帝とその時代』『よみがえるロマノフ家』『図説帝政ロシア』『西洋史学の先駆者たち』ほか。

「2016年 『興亡の世界史 ロシア・ロマノフ王朝の大地』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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