寺社と芸能の中世 (日本史リブレット 80)

著者 :
  • 山川出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (91ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784634546929

作品紹介・あらすじ

寺院や神社の境内には、清澄で落ち着いた空気が流れている。仏堂や社殿など、多くの建築が歳月をへてしぶい色をみせていることも、あの特有の雰囲気をつくりだしているだろう。しかし、かつて寺社の境内は、もっとにぎやかで楽しい場所だったかもしれないのである。法会や祭礼の日はもちろん、そうでないときにも僧侶や神官たちはしばしば田楽・延年・猿楽などの芸能を楽しんだ。多くの芸能者たちが寺社に出入りし、僧や神官、美しく装った稚児たちが芸能を鑑賞し、みずから演じてもいた。中世の寺社は、劇場でもあった。

感想・レビュー・書評

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  • 入門的な内容で、特に得られる情報はなかった。

  • タイトルを「室町時代興福寺の猿楽」としてほしかった。Sarugaku show of Kofukuji may had the meaning of "circuses" 14th century. I want to know more about Dengaku in the 13th century...

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著者プロフィール

1950年、奈良県生まれ。1979年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。お茶の水女子大学教授を経て、現在、お茶の水女子大学名誉教授。 ※2021年9月現在
【主要編著書】『中世の奈良』(吉川弘文館、1998年)、『中世の興福寺と大和』(山川出版社、2001年)、『走る悪党、蜂起する土民(日本の歴史7 南北朝・室町時代)』(小学館、2008年)

「2021年 『尋尊』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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