もういちど読む山川日本史

  • 山川出版社
3.43
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本棚登録 : 1477
レビュー : 80
  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784634590649

作品紹介・あらすじ

高校の日本史教科書を、一般読者のために書き改めた通史。1冊で日本の歴史を簡潔に叙述し、その全体像を示す。コラムのほか、学界の動向がわかるポイントを新しく設け、日本史の理解に役立たせる。最近の日本史がわかる社会人のための教科書。

感想・レビュー・書評

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  • みなさん、「大和朝廷」って学校で習いましたよね?
    最古の貨幣も「和同開珎」って習いましたよね?

    実は、今は違うのです。
    その答えがこの本にあります。

    学生時代は、社会科が嫌いで日本史の勉強も
    疎かにしていたのですが、この年になって
    読み直してみると再発見がたくさんあって楽しいですよ。

  • 「再発見! 高校教科書」と帯の文字があった。
     良くも悪くも帯通りの内容だった。

    「学校の歴史の教科書をもう一度読み返してみたいな」というのなら迷わず本書を薦める。
     本書は石器時代からなんと、2006年の安倍晋三内閣までの通史を一冊の本に納めてしまっているのだから、内容はまさに教科書そのものなのだ。
     すごい編集力だなと思ってたら出版社は「山川出版社」とあった。なるほど。教科書メーカーさんが作ってるのか。どーりで。

     悪いところもやはり教科書すぎるところだった。
     日本の通史を一冊に収めているだけに、どうしても説明不足な部分がある。学校だったら「先生ー、これってどういうことですかー?」と聞けるのだが、大人になったいま、先生はいないのだ。

    「もう一度歴史の教科書が読みたい」
     この一点に特化した本である。

  • いつ,どこで,誰が,何をしたのか,という前提知識なしに『なぜ』という疑問を抱くことは出来ない。
    本書は普通の歴史教科書であり、なぜ蒙古が襲来したのか、なぜ室町幕府の後に戦国時代に至ったのか、なぜ犬飼首相殺されなければならなかったのかを教えてくれるものではない。

    もちろん、全ての事実が明らかになったとしても、それが理解できる物語であるかどうかはわからないし、理解できたとしても正解かどうかはわからない。
    しかし、もし二つの世界大戦があったことを誰も知らなかったとしたら、次の発生を食い止めることはできるだろうか?
    なぜ世界大戦が発生したのかが研究されている社会と、誰も何も考えていない社会では、その未来は違ったものになるのではないだろうか。

    いつ、どこで、何があったのかは変わらないはずだが、その解釈は時代によって見直される。
    本書のような概略歴史本で基礎知識を抑えておけば、その変遷もまた、歴史観の歴史として楽しむことが出来るようになるだろう。

  • 世界史のも読んだので日本史のも読んでみた。

  • 340ページ程度で、日本の歴史を総ざらいすることができます。,でも教科書って「感情」をあまりいれて書くことができないせいか、やっぱり眠くなります。まあしょうがないとは思いますが。,高校のときは現代史をほぼすっ飛ばしたので、読んでいて新鮮でした。

  • 中学・高校時代は歴史は暗記科目にしか見えなくてすごくつまらなかったけど、この本を読むと内容がすごく頭に入ってきた。

  • この書籍は、「もういちど読む」シリーズの一つです。
    購入した要因は、私自身が「日本史」好きであり、使っていた「教科書」かないので、何回も読んでみたいという事で、購入しました。

    旧版なので、「東日本大震災」関連は書かれていません。

  • 高校の時何度となく頭から読み、そして平安時代あたりで挫折した山川の日本史の教科書。
    今回もまた平安時代で終わりました( ;∀;)歴史ってもっと面白いものなはずなのに。。

  • 高校の時、日本史取ってなかったので、一般教養として読んでみる。
    史実の時系列列挙が主になっており、裏話的盛り上がりはない。
    客観的に『今、何が史実として認定され、教育されているか』を知るにはいいだろう。
    近代史は物足りないね。

  • もう一度読む日本史

    ・原始、古代:
    最古の人類;500万年前ラミダス猿人。氷河期;日本列島とアジア大陸は陸続き。ナウマンゾウ等の大型動物を追って日本列島に移住。
    紀元前4世紀頃;大陸文化の影響を受け、九州北部から農耕文化の誕生→生産と階級を生み出す、鉄器、墓、集落
    239;邪馬台国の卑弥呼、九州説と大和説
    4世紀から7世紀;大和政権→中央の豪族たちは大王のもとで朝廷を構成、古墳文化
    6世紀頃から;蘇我氏(崇仏派)の台頭、飛鳥の宮廷→政敵物部氏(排仏派)駆逐、崇峻天皇暗殺→推古天皇を初めて女帝として即位させる
    645;乙巳の変、中臣鎌足と中大兄皇子による蘇我氏討伐
    646;大化の改新、孝徳天皇時代の諸改革→唐(618ー)に倣い、律令に基づく統一国家目指す
    701;大宝律令→文武天皇時代に、律令国家としての形を整える
    710;平城京へ、奈良時代、律令国家の成長に合わせ、水陸の交通が便利で、宮都に相応しい土地に遷都
    8世紀初め;藤原氏の進出→皇族、貴族の均衡が取れていた政治体制が崩壊しはじめる
    794;桓武天皇、平安京へ遷都、平安時代→寺院などの旧勢力の強い奈良から遷都
    969;安和の変→摂関政治、藤原道長、貴族政治
    11世紀から;律令(中央集権的官僚制)が崩れていく→荘園の発達、地王豪族の勢力拡大
    ・中世:
    1069頃から;院政開始、上皇が、天皇を後見しながら政治の実権を握る政治形態→中世の成立(政治権力の分散、軍事専門家層の発言力の強化、主従制度の発達、重層的な土地所有制度、新仏教の発展)
    1156;保元の乱、平治の乱→貴族社会の内部争いも武士の力(源氏や平氏)を借りなければならないことを示す→武士が中央政界に進出する契機
    1192;源頼朝、全国の軍事支配達成→鎌倉幕府成立、武士社会、将軍と御家人(御恩奉公の関係、封建制度)
    1221;承久の乱、北条氏の台頭、執権政治、鎌倉文化(公家支配の伝統が残る中に武士が力を強めていくという時代生)
    1334;後醍醐天皇、建武の新政→摂政関白を廃止し、天皇親政の理想のもとに政治展開
    1338;南北朝時代→朝廷が吉野の南朝と京都の北朝に分かれる
    1392;室町幕府、足利義満→南北朝の合体、明との勘合貿易
    1467;応仁の乱、守護大名の勢力争い→下克上の風潮が全国を覆う。→戦国時代へ
    ・近世:
    1543;ヨーロッパ人の来航、鉄砲の伝来、キリスト教の広まり
    1603;徳川家康、江戸幕府→対外鎖国体制、対内幕藩体制、士農工商、
    享保の改革、田沼時代、寛政の改革、天保の改革
    ・近代、現代:
    1853;ペリー来航→開国、関税自主権なし、領事裁判権認可という不平等条約→攘夷から倒幕へ
    1868;戊辰戦争、新政府軍対旧幕臣旧幕府軍→新政府軍勝利、封建的支配体制の解体、天皇を中心とする中央集権的国家体制の構築へ
    へ、廃藩置県、四民平等、殖産興業
    1877;西南戦争→松方財政
    自由民権運動、脱亜入欧

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著者プロフィール

東京大学名誉教授

「2020年 『文学で読む日本の歴史 近代的世界篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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