- Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
- / ISBN・EAN: 9784634590649
作品紹介・あらすじ
高校の日本史教科書を、一般読者のために書き改めた通史。1冊で日本の歴史を簡潔に叙述し、その全体像を示す。コラムのほか、学界の動向がわかるポイントを新しく設け、日本史の理解に役立たせる。最近の日本史がわかる社会人のための教科書。
感想・レビュー・書評
-
#3402ー19ー225
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
みなさん、「大和朝廷」って学校で習いましたよね?
最古の貨幣も「和同開珎」って習いましたよね?
実は、今は違うのです。
その答えがこの本にあります。
学生時代は、社会科が嫌いで日本史の勉強も
疎かにしていたのですが、この年になって
読み直してみると再発見がたくさんあって楽しいですよ。 -
「再発見! 高校教科書」と帯の文字があった。
良くも悪くも帯通りの内容だった。
「学校の歴史の教科書をもう一度読み返してみたいな」というのなら迷わず本書を薦める。
本書は石器時代からなんと、2006年の安倍晋三内閣までの通史を一冊の本に納めてしまっているのだから、内容はまさに教科書そのものなのだ。
すごい編集力だなと思ってたら出版社は「山川出版社」とあった。なるほど。教科書メーカーさんが作ってるのか。どーりで。
悪いところもやはり教科書すぎるところだった。
日本の通史を一冊に収めているだけに、どうしても説明不足な部分がある。学校だったら「先生ー、これってどういうことですかー?」と聞けるのだが、大人になったいま、先生はいないのだ。
「もう一度歴史の教科書が読みたい」
この一点に特化した本である。 -
戦争により、時代が移り変わっていくのをなんとか止めたものである。
-
-
いつ,どこで,誰が,何をしたのか,という前提知識なしに『なぜ』という疑問を抱くことは出来ない。
本書は普通の歴史教科書であり、なぜ蒙古が襲来したのか、なぜ室町幕府の後に戦国時代に至ったのか、なぜ犬飼首相殺されなければならなかったのかを教えてくれるものではない。
もちろん、全ての事実が明らかになったとしても、それが理解できる物語であるかどうかはわからないし、理解できたとしても正解かどうかはわからない。
しかし、もし二つの世界大戦があったことを誰も知らなかったとしたら、次の発生を食い止めることはできるだろうか?
なぜ世界大戦が発生したのかが研究されている社会と、誰も何も考えていない社会では、その未来は違ったものになるのではないだろうか。
いつ、どこで、何があったのかは変わらないはずだが、その解釈は時代によって見直される。
本書のような概略歴史本で基礎知識を抑えておけば、その変遷もまた、歴史観の歴史として楽しむことが出来るようになるだろう。 -
世界史のも読んだので日本史のも読んでみた。
-
340ページ程度で、日本の歴史を総ざらいすることができます。,でも教科書って「感情」をあまりいれて書くことができないせいか、やっぱり眠くなります。まあしょうがないとは思いますが。,高校のときは現代史をほぼすっ飛ばしたので、読んでいて新鮮でした。
-
中学・高校時代は歴史は暗記科目にしか見えなくてすごくつまらなかったけど、この本を読むと内容がすごく頭に入ってきた。