- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784634590908
感想・レビュー・書評
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<目次>
第1部 古代
第2部 中世
第3部 近世
第4部 近代・現代
<内容>
高校日本史教科書のトップ採用社、、山川出版社の「もういちど読む」シリーズの最新刊。前回のものは、高校教科書をちょっといじっただけの感じだったが、今回は大幅リニューアル。大人が「学び直し」をするに最適な感じとなった。大人の時代と歴史研究もかなり進歩したのだが、そうしたことを盛り込んだ(しかも、変化した理由をわかりやすく明記)。写真もカラーページ(これは現在の教科書とよく似ている)増加。東日本大震災の年号を間違えるなど(2012年→2011年)ミスもあるが、高校で教えてる立場からすると
”大人”が常識を確認するのにいいのでは?
ページも300ページオーバーだが、拾い読みでいいから、ぜひ読んでほしいと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
購入。
日本史好き12歳児Fが歴史検定を受けるというので、一緒に受けようと思い購入。
沖縄旅行のお供に持って行って機内で眺め。
コラムをついつい読み耽ってしまう。 -
図書館で借りた。
山川のもういちど読むシリーズ4冊目。日本史通史。
世界史編が、評判程は感銘を受けなかったのに対し、日本史編である本書は非常に読みやすく、日本史の大きな流れを掴むことができた印象。
世界史というテーマだと、どうしても地域に絞って語ったり、そうすることで時間軸が行ったり来たりしてしまう結果となるからか、やはり歴史は1本の筋が通っていると本として読みやすいのだと感じた。
本書は時折「昔はこう呼んでいたが、現在では~の理由でこんな呼び方になっている」などの解説があり、もういちど読むシリーズとして、大人向けのポイントになっている。 -
もういちど読む山川日本史
編:五味文彦・鳥海靖
本書は、以前高等学校の教科書として使われていた「日本の歴史」をベースにしており、一般の読者を対象として記述を全面的に見直し、時代に即応した簡潔かつ明確なかたちに改められている。誰にでも読みやすく、1冊で日本史の全体像を把握できる一冊となっている。
構成は以下の15章から成っている。
①日本のあけぼの
②大和王権の成立
③古代国家の形成
④律令国家の変質
⑤武家社会の形成
⑥武家社会の転換
⑦下剋上と戦国大名
⑧幕藩体制の確立
⑨幕政の安定と町人の活動
⑩幕藩体制の動揺
⑪近代国家の成立
⑫大陸政策の展開と資本主義の発達
⑬第一次世界大戦と日本
⑭軍部の台頭と第二次世界大戦
⑮現代世界と日本
学生時代どちらかというと、マイナス寄りな気持ちで手に取っていた教科書。あのオレンジ色の教科書的な一冊を自らが進んで読むことになっているとは学生時代の自分から想像もつかなかった。
義務感寄りの感情ではなく、興味から読む学ぶ歴史はとてもおもしろく、今の自分になって見えてくることも多く、今まで学んできた歴史以外の地理や他科目や分などの知識もあいまって、わくわく感を得ながら楽しく読むことができた。
時代もさることながら時代ごとの歴史や文化や美術作品等の点がつながったり流れに触れることで違った奥深さにも触れることもできた。
学び直しの真髄を得るにはほど遠いものがあるかもしれないが、学び直しをすることで新しいことを吸収する器なり入り口が広がることを実感できる。 -
日本史の学び直し!
歴史を学ぶことは大事! -
<閲覧スタッフより>
入試のために覚えたけど、選択しなかった方はさっぱりわからない…という人が多いのではないでしょうか?
大学入試でも信頼度の高い山川出版の日本史、世界史の教科書を一般読者向けに全面改訂。学び直しに最適です!
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所在記号:210.1||シン
資料番号:20105661
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歴史の学び直し。高校で採択率6割以上、歴史の山川。わかりやすく2日で読了。歴史は暗記ものではなく、何故を考える科目。戦後75年にそろそろきちんと向き合うことが必要の時期だが今の文科省では難しいそうだ。
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高校の教科書「日本の歴史(改訂版)」をベースに、一般の読者を対象として記述を見直し、時代に即応した簡潔かつ明確なかたちに書き改めた通史。現代の理解の手助けとなるテーマを解説したコラムも掲載。見返しに地図等あり。
「もういちど読む」という本書だけれど、私は大学受験で選択しなかったので果たして通読したことがあったか疑問なのが「日本史の教科書」。かなり詳細な記述なのでパラパラと斜め読みしたが、それでも結構「初耳」的な記述に出会った。会社人をリタイアして時間がたくさんできたら「もういちど読む山川日本史」をもういちどじっくり読もう。
(Ⅽ)
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