古道巡礼 山人が越えた径 (ヤマケイ文庫)

著者 :
  • 山と渓谷社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635047814

作品紹介・あらすじ

交通機関が発達する以前、産業や開発、交易などの必要性から拓かれた人馬が通るための径は、その役割を終え、ふたたび山野に還りつつある。古の径をたどり、その成り立ちに想いを馳せ、廃滅を予感する、著者の筆が冴えるルポルタージュ十四編を収録。『山の仕事、山の暮らし』で、失われゆく山の民の姿を描いて絶賛された著者が、二〇〇五年に刊行した単行本を文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • 福島から新潟に抜ける古道の話が面白かったので自分も歩きたくなった。
    この本は友達から借りて読んだのだが面白かったので後日自分も購入してしまった。
    文庫本サイズの本は読み終えるとBookOff行きになるのだが、この本は本棚に入れて大事に保管したいと思う。

  • 歩く可能性が高い熊野古道のみ読破。さて、どの道を私は歩くのだろう。小辺路。高野山から熊野至る集落の人にとっての生活の道。

  • 道ではなく径との表現がよくわかった。山に行ってみたくなる非常に面白い本。

  • 身体性を持ったノンフィクションだった。古道の発見が目的ではなく、古道が持っていた人や経済活動との関わりについての民俗学的フィールドワークのレポートだった。
    こういう骨太のノンフィクションは心に刺さる物があるね。いい本だった。

  • 道路が今ほどアスファルトに覆われていなく、なんなら自動車という無軌道かつ高速な移動手段のための道路インフラすらない、そんな時代の冒険譚。
    今だって探せばいくらでもそのようなところはあるけれども、なかなか大きな塊として存在しないのも事実。そしてまた、そこを行き交った人もすっかりいない現実。すなわち、人の心の中でも廃道になってしまった道がほとんど。廃道かアスファルトかの二者択一ではなく、「古道」という「かつて」を伴った大きな旅の物語。近い過去にいざなってくれる、貴重な一冊。

  • 街道を歩いている。東海道を大阪まで歩きとおし、一つの区切りがついたとき、その途中で気づいたメジャーではない街道に気づき歩きたくなった。山を歩いてもいる。山を歩いていると、ふとそれていく小道に気づく。どこに行くかわからないので、歩くことはできない道だけど、興味を抱く。そんなメジャーではない街道や山の小道を歩いた高桑さんの記録。秋田の方なので、東北の道が中心であるけれど、八十里越えや千草越など、自分が歩いてみたい道も。街道や山道歩きの少し違ったバリエーションを楽しみたい方へお勧め。

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