ヤマケイ文庫 ニッポン博物誌

著者 :
  • 山と渓谷社
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本棚登録 : 19
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (738ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635048798

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  • 矢口高雄『ニッポン博物誌』ヤマケイ文庫。

    今月のヤマケイ文庫の漫画作品3作の中の1作。初の文庫化で全20編一挙収録で730ページの大ボリュームで読み応えは十分。

    人間の生活様式の変化と利便性の追求により、失われ行く日本の自然。ひと昔前の日本にはどこかしこにも豊かな自然があり、容易に動植物の生活を見ることが出来た。

    本作ではそんなひと昔前の日本の大自然を舞台に繰り広げられる動植物の生活のドラマや自然や動物に立ち向かう人間の知恵を描いている。

    本体価格1,500円
    ★★★★★

  • 自然の厳しい掟の中で生き抜く動物が生み出すドラマの20話。
    という謳い文句の『ニッポン博物誌』ですが、何より印象が強いのが「白髪太郎」。

    魚釣りに夢中になった矢口高雄少年の熱の入れようを書いているのですが、その中の自家製テグスを作る場面がどうにもいかん。
    蚕の身をほぐし腸腺を取り出してテグスを作る。という工程なんですが、蚕って芋虫じゃんね。自分は、芋虫が大の苦手でして。
    図鑑や教科書の写真ですら触るのも嫌。学習ノートの表紙になっているものなら、女子のようなリアクションしてしまう子供でしたので、「白髪太郎」はどうにもダメですね。面白いんですけどね、話としては。

    芋虫はダメぜった。

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著者プロフィール

矢口高雄

昭和14年、秋田県雄勝郡西成瀬村(現・横手市)生まれ。高校卒業後、12年間の銀行員生活を経て、30歳で上京し、釣りをテーマにした「鮎」で漫画家デビュー。昭和49年、『釣りキチ三平』『幻の怪蛇バチヘビ』により講談社出版文化賞(児童まんが部門)を受賞。51年、『マタギ』により第5回日本漫画家協会賞大賞を受賞。主な作品に『おらが村』『ふるさと』『平成版釣りキチ三平』、またエッセイ集に『ボクの学校は山と川』『ボクの先生は山と川』など多数。平成7年、秋田県に矢口高雄全作品の原画を収蔵した横手市増田まんが美術館が開館される。令和2年11月死去。

「2021年 『ワイド版 マンガ日本の古典25 奥の細道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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