魔女の植物園 魔女が大切にする37の植物 (ヤマケイ文庫)

  • 山と渓谷社 (2025年3月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784635049900

作品紹介・あらすじ

魔女との関わりを知れる38の植物たち!

魔女から身を守る薬草―オレガノ カノコソウ
魔法の杖―アーモンド
女性のための薬草―ヨモギ

「魔女と植物」という組み合わせについてはそれほど違和感を持たれないと思う。というのは、魔女は強烈な有毒植物を使って人間に害を与える邪悪な女性だったというイメージがあり、また、魔女は薬草について豊富な知識を持っていて、それを用いて人のためになる医療行為を行う「賢い女」だったというイメージもある。つまり、良いも悪いも、魔女のイメージは植物と結びついているからだ。

本書は、その「魔女と植物」を結びつける歴史的背景やその関わりを、37種類の植物とそれにまつわる伝説やエピソードとともに解説する。

※本書は2014年2月に発刊された『不思議な薬草箱 魔女・グリム・伝説・聖書』を再構成し、加筆修正のうえ、文庫化したものです。

みんなの感想まとめ

魔女と植物の深い結びつきを探る本書は、37種類の植物とその伝説を通じて、魔女の歴史やイメージの変遷を描き出しています。実在の恐れられた存在から、物語や観光資源としてのキャラクターまで、魔女の姿は多様で...

感想・レビュー・書評

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  • 長い歴史を経て紡がれてきた魔女像。実在すると恐れられていた時代から、物語の中のキャラクターや観光資源となった現代まで、そのイメージは様々な植物と分かちがたく結びついてきた。この本は植物が魔女イメージにおいてどのように描かれてきたかということと、その植物の実際の生態や特徴をまとめたエッセイ集である。その豊かさに改めて人の営みを感じることが出来るだろう。

    と偉そうに書いたが、もっと単純に「魔女ってそうなんだ〜」と読んで楽しむのも全然あり(笑)。

  • 魔女愛用の植物たちのお話。魔術と植物の繋がりが興味深かった。

  • 表紙のデザインもさることながら章扉のイラストも素敵すぎる!おしゃれ!

    高知のメフィストフェレスっちゅーくそおしゃフェ雰囲気もメニューも味も最高だったけどもゲーテくんの作品に出てくる悪魔だったんかい

    魔女が空を飛べるのはホウキのおかげじゃなくて軟膏を身体に塗ってるからってなんかやだなぁ

    ハルツinドイツのお土産“魔女の薬草酒”ほしい!

    ラプンツェルって植物の名前だったんかい
    しかもパセリて!逆にかわいいじゃん
    原話ではフェルトザラートっちゅー植物らしい

    ユリ根は漢方薬で百合(ひゃくごう)、“百”もの病気が“合”わさった病気に効く

    蹄鉄を飾るとき、上向きなら「幸せを受ける」、下向きでも「不運を落とす」と言われる

  • 歴史上の逸話、神話、童話など、様々なジャンルのお話に登場する魔女たちが使ったり、関連している植物などを紹介する本。
    前提の話やどう使ったのかなども含めて、話されている内容は幅広く、割とあちこちに飛びながら話が進む印象。
    文量の割に触れられる情報が多めだが、そこまで深くは掘られない。でもこの量ならこのぐらいが良いのかも。

    個人的には、作者の方が白雪姫に出てくる半分だけ毒を付けているリンゴの作成にチャレンジした辺りの話が好きだった。
    実際にやってみるとそうだよね系の話はどれでもだいたい面白い。

    魔女というものがヨーロッパ圏が大本ということもあり、やはり宗教絡みの話も多め。
    魔女という単語は日本だとゲームやらアニメやらでだいぶ魔改造されているような気がしていて、受ける印象は本家とは別物だなァという感じになった。
    宗教絡みの話を抜いてしまえば、魔女という表現は、いなかの物知りおばあちゃんというような感覚の単語なのかもしれないなと思った。

  • 最初ちょっと文章にクセがある気がしてどうかなあと思ったけどなれたら普通に読めたし面白いと思った

  • 魔女のサバト(宴)に私も参加したい。火刑は厭すぎるけれど。魔女といえば、箒で空を飛ぶイメージが強いが、「空飛ぶ軟膏」なる物を塗って空を飛んでいたとのこと。発想がすごい。「空飛ぶ軟膏」のレシピまで書いてあり、興味をそそられたが、実行に移す勇気は持ち合わせていない。

    ……それにしても、この本買いたいなあ。(お財布とのせめぎ合い)(「Kindle Unlimited」という本が読み放題のサブスクで借りて読んだ)

    ファンタジーや薬学が好きな方に特におすすめ。非常に知的好奇心を刺激してくれた一冊です。

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著者プロフィール

翻訳・翻案 西村佑子(にしむら・ゆうこ)/魔女研究家。『魔女学校の教科書』(静山社)、『魔女の薬草箱』『魔女街道の旅』(ともに山と渓谷社)など、ドイツの魔女伝説や魔女迫害の歴史についての著書を多数執筆している。

「2022年 『ブロッケンの森のちっちゃな魔女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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