- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784635063517
作品紹介・あらすじ
トガリネズミからクジラまで、日本の哺乳類の全種をくらべて紹介。似たもの同士の違いが、見た目と暮らしの両方からわかる!
感想・レビュー・書評
-
日本にいる哺乳類を全種紹介。陸と海に分ける。
かわいい、と思うのはリス。ねずみとよく似ているのに「かわいい」の感じ方の違いは何なのかと見ると、尾、なのではないかと思った。リスのしっぽはかわいい。ネズミのは毛がなくミミズみたいだ。
ネズミは24種類紹介されていた。実は去年サツマイモを家庭菜園で作って収穫したら、ネズミが出て来た。親はいち早く逃げたが、子供は4匹くらいうずくまっていた。
そっくりなネズミの見分け方として、
森のネズミ(アカネズミ、ヒメネズミ)、町のネズミ(ドブネズミ、クマネズミ)、畑のネズミ(ハタネズミ、カヤネズミ)のページがあった。
ハタネズミは頭胴長が106-125mm、背は赤みのない茶色、カヤネズミは54-69mmで、水辺のイネ科植物の密生した所に多いとあった。う~ん、いたのはハタネズミだったのかな。
2016.4.15初版第1版 図書館詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本に生息している哺乳類を網羅している。そのため特定の外来生物も掲載されている。図鑑としては写真からは若干弱く、では写真集としてはというとボリュームがある。最大の利点は見分け方が掲載されているところ。ただし、全てではないので注意。クジラとイルカの項目が特に楽しめた。中ほどにあるクラカケアザラシの写真がとても良い。多様だなと思うのはやはりネズミとコウモリ。世界最大の種類No. 1とNo.2なので当然といえば当然だが…。
同著者の生態の違いを示した本の方が完成度が高かったため、本書の評価は星3とした。