文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る (文系でもよくわかる物理学)

著者 :
  • 山と渓谷社
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本棚登録 : 439
レビュー : 38
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635130103

感想・レビュー・書評

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  •  私は物理学に対し「当たり前のことを学ぶだけの学問だ」と感じており、これまでたいして関心を抱いていませんでした。本書の中でも物理学とは世界の仕組みを知るための学問と定義づけられています。 
     しかし、本書を読んだ後の感想は180度変わりました。物理学はとてもロマンティックな学問であると感じました。


     相対性理論を用いればどこでもドアもタイムマシンも作ることができます。また、この世には並行世界が存在していると物理的に主張されています。タイムマシンも並行世界も小説という文系の領域ではよく耳にしますが、理論的にこれらが存在するということが主張されていると聞いただけでワクワクしてきます。 
     タイトルにある通り文系の方にぜひ読んで頂きたい一冊です。

  • 量子論や相対性理論、宇宙論など物理学に関する典型的な疑問に関する説明を数ページにまとめた断章が集まって一つの本になっている。『世界の仕組みを物理学で知る』というタイトルだが、ここで「世界の仕組み」というのはいわゆる「社会の仕組み」というものよりももっと物理的にこの世界がどのように成立しているのかについて語ったものである。

    「どうして雲は落ちないの?」や「空はなぜ青いのか、夕焼けはなぜ赤いのか」といった子どもも持つような疑問に物理学の視点で回答している。この人の説明はわかりやすい。

    最後はマルチバースや人間原理について答えのない議論で終わる。シンプルで適当な長さで楽しめた。

  • 物理が解き明かす事象に具体的に興味を持つのには良いと思う。けど、初心者に向けるには若干言い回しが小難しく感じることがあり、スッキリする「まとめ」は多くないなと感じた。気になるワードを拾ってそこから自分で視野を広げるのにはいいのかもしれない。

  • とても身近な謎を物理学的視点で説明してくれる。
    【瞬読 分/6600文字 20分で77%】
    ウオール街でも物理学が使われている
    熱力学から統計力学
    雲はなぜ落ちないか→空気抵抗
    空はなぜ青いか→青の波長だけが目に届く
    夕焼けはなぜ赤いか→太陽が遠くに行き青より赤が届くようになるから
    メールはなぜ間違わずに届く?→周波数やそれに付随するもので個別に判断している。電波は、金属以外は通ることができる


  • めちゃくちゃ面白い
    ゴリゴリの文系だけど、特に難しい内容もなくてわかりやすく書かれてる
    予想外の良書でびっくり

  • 中高と物理アレルギーだった私。
    でも、この本はとても読みやすかったです。
    著者さんの文章も読みやすく、ススっと頭に入ってきました。

    難しい勉強はしたくないけど、
    ・世の中の仕組みが知りたい!
    ・少し教養がほしい!
    という人におすすめです。

  • Kindleにて読了

  • 空はなぜ青いのか
    雲はなぜ浮くのか
    など一度は抱く疑問をわかりやすく簡潔に解説してくれるので◎

  • とてもわかりやすかった。
    相対性理論や光電効果、量子学といった理系でもなかなかイメージできないことがイメージできるようになった。
    物理学って面白い!って思わせるにはいい本だと思うし、物理学はやっぱりロマンだよなって思い出させてくれる。
    最新の研究も紹介されているので、理系にもおすすめの本だと思う。

    ハイゼンベルグの方程式、シュレディンガーの方程式、ファインマンの方程式の違いはずっとイマイチわかっていなかったので勉強になった。

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著者プロフィール

1966年、長野県生まれ。京都大学理学部卒業、広島大学大学院理学研究科博士課程修了。博士(理学)。東京大学大学院理学系研究科 助手、ジョンズホプキンス大学物理天文学科 研究員、名古屋大学大学院理学研究科 准教授などを経て、高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 教授。専門は宇宙論(宇宙の構造形成と進化、観測的宇宙論の基礎理論、統計的宇宙論、宇宙の大規模構造、重力レンズ、宇宙背景放射ゆらぎなど、観測による検証が可能な宇宙論を中心とする理論的研究)。著書に、『宇宙の誕生と終焉』(サイエンス・アイ新書)、『宇宙に外側はあるか』『目に見える世界は幻想か?』(光文社)、『現代宇宙論』『宇宙論の物理 上・下』(東京大学出版会)などがある。

「2018年 『私たちは時空を超えられるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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