脱プラスチックへの挑戦 持続可能な地球と世界ビジネスの潮流

  • 山と渓谷社
4.19
  • (7)
  • (11)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 146
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635310413

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み

  • 地球温暖化やプラスチック汚染の現状、積極的な取組をしている国や企業の話など、環境問題に関する情報が詰め込まれている。そして分かりやすい!

    先日読んだ『プラスチックスープの海』では、私達が使い捨てた(意図していなくても!)プラスチックが、遥か彼方の海を汚してしまっているという事実に驚いた。

    『脱プラスチックへの挑戦』はその7年後の出版ということもあり、世界中の国や企業が脱プラスチック・脱炭素に向けて既に様々な行動を始めていることが書かれていて希望が湧いてくる。

    しかし、環境政策では日本が国としては出遅れてしまっていることを残念に思う。なぜ海洋プラスチック憲章に署名しないのかな?なぜ火力発電所を新しく建設するのかな?
    日本の企業は国際的な枠組みで競争しようとしている。私達一人ひとりも、関心のある無しに関わらず、ゴミを分別したり、エコバッグを持参したり、節電したり…ちっちゃいことかもしれないけれど取り組んでいる。エコという言葉は私たちの身近に溢れているのに。
    いろんな利害関係もあり、政治的には難しいことがあるのかもしれないけれど、一般人の私は素朴に疑問に思う。せめて、外国の人に「なぜ日本は署名しないの?」と聞かれて理由が説明できるようにしてほしいな。

    最後に、地球温暖化については、現在の地球の状況が危機的かどうかに議論があるので、専門家でない私は温暖化危機派の主張を鵜呑みにせず、別の意見についても読んでみようと思っている。

  • ※信州大学農学部環境学生委員会メンバーのみなさんによる推薦文です※

     ここ数年、日本国内では、巨大な台風が大きな被害を起こし、国外でも大規模森林火災やハリケーン、高温など様々な災害が地球温暖化によって起きている。現在、地球の平均気温は、産業革命前から1度上昇している。1度の上昇と聞くと夏が少し暑くなるだけではないかと思ってしまうが、明らかにおかしい災害が頻発していることから「されど1度」ということがわかる。このままのペースで温暖化が進むと2030年には1.5度の上昇となり、さらに2度、3度と上昇が続いてしまうだろう。
     本書では、地球の生態系と温暖化に多大な影響を与えるプラスチックからの脱却と「使い捨て経済」から「循環経済」への転換を目指す世界の取組について学ぶことができる。地球温暖化の影響を大きく受け、早急に対応していくことが求められる世代である私たちは、環境問題から目を背けることはできない。専門知識がなくても容易に読むことができるので、環境問題の入門書として読んでほしい一冊である。

    ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB29636904

  • 世間では買物袋有料化で不便になったと文句垂れている人たち目立つが、世界ではとっくに脱炭素に舵を切っており日本は遅れを取っていると。
    地球温暖化については置いておくとしても、経済のルールを変えられてそれに後れを取って日本がガラパゴス化するのはありそう。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00606097

    テーマ12 つくる責任つかう責任

    「あなたは毎週5グラムのプラスチックを食べている。」

    WWFの資料によると、年間250グラムの「マイクロプラスチック」を水や塩、海産物などから摂取しています。
    生態系への多大な影響も報道されている中、EUでは「脱プラスチック」が企業・政治・市民を巻き込む大きなうねりとなっています。
    企業の動きから市民としてできることまで、「脱プラスチック」についてわかりやすく解説します。(出版社HPより)

  • ↓利用状況はこちらから↓
    http://mlib.nit.ac.jp/webopac/BB00553597

  • 今起こっている環境問題の現状とプラスチックの弊害についての本。
    ネクストアクションとして、

    1.ライフスタイルを見直す
    →エコバッグを持つ、マイボトルを持つ、牛肉の食べる量を減らす、公共交通機関を利用する、
    2.循環経済を意識する
    →リサイクルの活用
    3.SNSを活用して伝える
    →想いとアクションを宣言し、行動を伝える
    4.ソーシャルティッピングポイントを引き起こす
    →今の自らの行動が臨界点の始まりとなることを意識し、行動する
    5.

  • BSスペシャル番組「脱ぷらすちっくへの挑戦」の書籍化


    2050年には魚の量を超えるプラスチックごみ
    現在世界のプラスチック生産量は年間4億トン

    太平洋ごみベルト

    日本のプラゴミが一番多い(恥)

    マイクロプラスチック~直径5ミリメートル以下のプラスチックのかけら~これが深刻な問題

    魚の胃がマイクロプラスチックで埋め尽くされ、栄養をとれなくなる
    =人間の体にも入ってくる(週単位で、クレジットカード一枚分)


    人)ボイヤン・スラット(NPOオーシャン・クリーンアップ)
    https://www.tedxtokyo.com/translated_talk/how-the-oceans-can-clean-themselves/?lang=ja

    世界の取り組み
    企業の取り組み
    コカコーラ
    キットカット

    一番大事なことはリデュース=減らすこと

    人)グレタ・
    人)ヨハン・ロックストローム博士
    人)トーマス・フリードマン

    わたしたちのできること
    1)ライフスタイルを見直す
    2)循環経済全体を意識する
    3)脱ポジティブに捉える
    4)SNSを活用して声を広げよう
    5)グレタ世代とともにソーシャル・ティッピングポイントへ
    パラダイムシフトを引き起こすためのいい意味の臨界点へと社会が向かう可能性がある

  • ふむ

  • 2050年、海中のプラスチック重量が魚の重量を超える。

    毎年ペットボトル5000億本相当、910万トンのプラスチックごみ。
    プラスチック生産量年間4億トン。
    日本人1人当たり70kg以上。

    廃棄プラスチックを無くす国際アライアンス
    2019年1月
     P&G、BASF、SHELL、三菱ケミカル、住友化学、三井化学
     5年で15億ドル投じて循環型社会の実現へ
     三菱ケミカル:生分解性プラスチック重要特許保有

    プラゴミ 排出量ワースト企業
     1位.コカ・コーラ、(2.ネスレ、3.ペプシコ)
     2025年までにプラスチックごみを無くす。 

    マクドナルド
     ハッピーセットのおもちゃを店頭回収、トレイに再生
     回収時の来店で売り上げもアップ

    ~エシニカルファッション ⇔ ファストファッション
    アディダス 2024年までにバージンプラスチック全廃
    ナイキ 再生ポリエステル利用量業界最多

    アップル
     iPhone 自動分解ロボット、資源再利用
    レゴ
     植物由来の素材のレゴ
    カールスバーグ
     ビールボトルの紙化、木質繊維化
    イケア
     家具のレンタル

    New Plastic economy Global Commitment 
     2025年までに100%プラスチック再利用を

     コミットメントで社内外の体制を強引に向かわせる
     欲しいのは数年で量産できる実現可能性の高い技術

    ケミカルリサイクル 日本環境設計
      分子レベルに分解、不純物無し
      燃えるものはC H Oでできている。
      棉→糖→バイオエタノール
      古着→店頭回収→ポリエステル(衣料品6割)
      携帯電話→レアメタル 
     世界の常識を超えた突破力 

     日本のプラスチック廃棄物3/4は焼却
     国際的には”熱回収”はリサイクルではない

     年間150万トンのプラスチックごみを中国に輸出
     回収ペットボトルは7割が 
     → 2018年 中国が輸入禁止に。

    3R Reduceが最も大切
    わずか9% リサイクルされているプラスチック

    インド
     2022までに使い捨てプラスチックの全廃を宣言

    G20大阪サミット「ブルーオーシャンビジョン」
     2050年までに追加汚染ゼロ・・・遅い

    海 人間活動の二酸化炭素の30%以上を吸収

    人新世 Anthropocene 1950~
     地質学的証拠=プラスチック、ウラン235
     人間活動の爆発的加速

    SDGs ウエディングケーキ 17の目標
     支えとなる4つは環境、
     そのうちひとつが「海の豊かさを守ろう」
     その上に社会目標が乗る、さらに上が経済。
     ピッチがなければサッカーの試合はできない。

    IPCC報告書
    すでに地球の温度は産業革命前から1度上昇し、
    このままでは2030年に1.5度に到達。
    臨界点は2度の可能性。

    ゼロか100かではなく、ルールで解決。

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1965年、福井県生まれ
早稲田大学卒業
1988年、NHK入局。
金沢放送局勤務のあと、1991年より、東京の報道局でディレクターとしてドキュメンタリー番組の制作に携わる。
主な作品に
NHKスペシャル「故郷いのちの日々」(1993年5月放送)など。

「1994年 『失われた思春期☆(祖国を追われた子どもたち)☆』 で使われていた紹介文から引用しています。」

堅達京子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ジャレド・ダイア...
有効な右矢印 無効な右矢印

脱プラスチックへの挑戦 持続可能な地球と世界ビジネスの潮流を本棚に登録しているひと

ツイートする
×