脱プラスチックへの挑戦 持続可能な地球と世界ビジネスの潮流

  • 山と渓谷社
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感想 : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635310413

感想・レビュー・書評

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  • 地球温暖化やプラスチック汚染の現状、積極的な取組をしている国や企業の話など、環境問題に関する情報が詰め込まれている。そして分かりやすい!

    先日読んだ『プラスチックスープの海』では、私達が使い捨てた(意図していなくても!)プラスチックが、遥か彼方の海を汚してしまっているという事実に驚いた。

    『脱プラスチックへの挑戦』はその7年後の出版ということもあり、世界中の国や企業が脱プラスチック・脱炭素に向けて既に様々な行動を始めていることが書かれていて希望が湧いてくる。

    しかし、環境政策では日本が国としては出遅れてしまっていることを残念に思う。なぜ海洋プラスチック憲章に署名しないのかな?なぜ火力発電所を新しく建設するのかな?
    日本の企業は国際的な枠組みで競争しようとしている。私達一人ひとりも、関心のある無しに関わらず、ゴミを分別したり、エコバッグを持参したり、節電したり…ちっちゃいことかもしれないけれど取り組んでいる。エコという言葉は私たちの身近に溢れているのに。
    いろんな利害関係もあり、政治的には難しいことがあるのかもしれないけれど、一般人の私は素朴に疑問に思う。せめて、外国の人に「なぜ日本は署名しないの?」と聞かれて理由が説明できるようにしてほしいな。

    最後に、地球温暖化については、現在の地球の状況が危機的かどうかに議論があるので、専門家でない私は温暖化危機派の主張を鵜呑みにせず、別の意見についても読んでみようと思っている。

  • 戦後便利な生活にすっかり慣れてしまった私たちには耳が痛い話ばかり。

    高度経済成長期に某企業で働いていた母の話では、当時プラスチックの金型を作る部署にいたそう。そこで既に、廃棄プラスチックの問題は話題に上がっていたのだそうだ。にもかかわらず、当時は農家の副業として、さまざまなプラスチック製品を作ってもらうための部署だったという。地方から集団就職で都会に出た高卒女子の一証言である。

    ということは、そこかしこで現在の汚染の原因を作りまくっていたということだ。なんということか。

    この書籍はNHKの番組のまとめ的な一冊。どの章も読みやすい。そして、私たちが取り組むべき課題が何であるか、章末にまとめられているのが教科書的である。

  • 恥ずかしながら、環境問題がここまで深刻化していており、世界が対応していることを全然知りませんでした。2030年に後戻り出来ないティッピングポイントを迎える可能性があるとは…!微力ですが、意識して生活していこうと思いました。特に学生の方に読んで欲しい。

  • 九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1357157

  • [鹿大図書館・冊子体所蔵はコチラ]
    https://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB29636904

  • 日本の取り組みは相当遅れている。今後10年間で人類の未来は決まる。

  • SDGs|目標12 つくる責任つかう責任|

    【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/756955

  • 2050年、海の中のプラスチックごみの量は魚の量を超える!空気や水、食べ物にもマイクロプラスチックが含まれ、その脅威は私たちの暮らしに迫りくる。石油という化石燃料から作られるプラスチックは、大量生産・大量消費の現代文明の象徴だった。いま、私たちの文明そのものを、急速に“循環型”で“脱炭素”の経済に作り変えていかなければ、温暖化が加速し“地球の限界”に達すると科学者は警告する。
    (出版社HPより抜粋)

    ★☆工学分館の所蔵はこちら→
    https://opac.library.tohoku.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=TT22147560

  • 日本は遅れている。エコバッグ、エコボトルなど当たり前すぎて言葉にするのも恥ずかしいくらい。プラスティックは便利だけど便利すぎて海も地球も汚すことになっている。プラスティックを使い捨てにしない、循環できる仕組みにのる。少しでも気温上昇を食い止めて地球を長生きさせる。



  • 2021/4/18(日)夜、読了。いつでも書店の電子書籍にて。

    とても良い本だった。読まないでいるとまずいのではないかと思える本。
    もちろん、環境問題を十分にご存じの方には入門書レベルとは思いますが、
    だからこそ、まだ環境問題をあまり整理して勉強できていない(私のような)人にとても向いています。
    改めて、環境問題の根深さと、時間の余裕が無いこと(後回しや先送りできないということ)を知れます。学べます。
    単に煽るというものではなく、何が処方箋かということを、小さな行動から、それが影響する先(行動しなかったらどうなるか=破滅の具体的な姿)を示しながら説明してくれる、大変建設的な書物です。

    できるだけたくさんの人が環境問題を自分ごととしてとらえられるよう、小さなことから行動に移せるよう、本書に書かれたことをまだ知らない人で本書を読み知る人が一人でも多く増えること願っています。

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著者プロフィール

1965年、福井県生まれ
早稲田大学卒業
1988年、NHK入局。
金沢放送局勤務のあと、1991年より、東京の報道局でディレクターとしてドキュメンタリー番組の制作に携わる。
主な作品に
NHKスペシャル「故郷いのちの日々」(1993年5月放送)など。

「1994年 『失われた思春期☆(祖国を追われた子どもたち)☆』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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