山怪 弐 山人が語る不思議な話

著者 :
  • 山と渓谷社
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本棚登録 : 223
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635320085

作品紹介・あらすじ

ベストセラー『山怪』第二弾、顕現!!山岳、怪談、民俗学…and more。領域を超えて拡散する「語り」の魔術。現在形のフィールドワーク!

感想・レビュー・書評

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  • 火の玉もの、何かに騙されて同じところをグルグル回る系、土葬、昔の火葬ネタ、神の宿る木、登山ネタ、神隠しネタ、遭難ネタが多くて前作ほど入り込めずパッとしなかった。今回は関東や四国の山の不思議がメインでした。

    面白いなと思ったのは不可解な現象は、狐や狸、山鳥、キジなどのせいで、昔からそう決まっている。誰が何と言おうとそういう言い伝えで、それ以上深く追求しちゃいけない…という阿吽の呼吸のような雰囲気なところと、怖いものはひたすら無視!みたいなところも興味深かった。山に入る仕事をしている人は肝が据わっているのと同時にスルースキルが高くないとやってられないな…と思った。パニックになって走り出すと命を落としてしまうだろう。山と人との境界線は目に見えないけど確実に存在するんだなと感じた。境界線を越えてしまうともう…。

  • 東北を飛び出して関東、四国地方の山にまつわる不思議話が収録されている。
    肝が据わっている人物が一番強い。まさにそのとおりだ。

  • テクノロジーが進んだ現代でも、山で行方不明になる人はたくさんいる。昔はもっと多かったのだろう。山で行方不明者が出たというニュースは結構な頻度で見るが、彼らも誰かに呼ばれたのだろうかとふと思った。どんなに慣れていても、山を甘く見てはいけないのだと教訓を得た。

  • 山怪の第二弾。相変わらずオチはない不思議な話。
    ばあちゃんの話ってこんな風だったなぁ。なぜ?も、どうして?もなく、ただそういうことがあったんだ、というだけの話。

  • 人魂というものを見たことがない。芝居に使う人魂の仕掛けのイメージしかないので、自分の中ではせいぜいソフトボール大くらいのものだろうという想像だったが、このシリーズを読んでいて出てくる人魂的な光物は概ねバレーボールやバスケットボール大だと説明されていて、そうだとすると中々の大きさで存在感も桁違いだ。
    この巻では度々「火葬は怖い」という締めが出て来る。土葬についても怖いと書かれてはいるが、どうも火葬の方がより多く怖いと書かれていた印象だ。この場合の火葬は今のような立派な火葬場の無い場合での火葬の話でなかなか壮絶だが、半世紀くらい前にはまだそれなりに行われていたのだろう。

  • 山には狐とたぬきがいる。

  • 山人達の山を巡る不思議な体験をひたすら聞いてまとめた本(の続編)を山の理解の一助として手に取る。幼かった頃は鬱蒼と生い茂る庭の木々の奥が見えず夜は怖くて入れなかったりしたが今やそんな恐怖心は科学的知識のもと消えた気がしている。山人は科学云々の前に不思議なことを自然なことと受け止めるメンタリティがあるのか。このような話の伝承が昔話の源なんだろうなぁ。

  • 今でも狐や狸が人を騙しているのって、
    なんだかいいなぁ。
    私は嫌だから山には行かないけども‼︎
    登山者ではなく、山で生きる人メインの話だから
    地味だけど素直に山は不思議だと思える。

  • 火の玉、狐、狸、神隠し。たまに語られるホラーでドキドキする。やっぱり素朴な本。

  • 久しぶりに階段を読んだ。面白かった。

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著者プロフィール

1959年、長崎県佐世保市生まれ。島根大学農学部林学科、日本写真学園を経てフリーランスのカメラマンに。阿仁マタギとの長い付き合いをベースに「マタギ自然塾」を2004年から開催。林野庁、トヨタ環境助成、日本財団の事業を実施。西オーストラリアと犬をこよなく愛する虚弱体質中年。著書に「マタギ 矛盾なき労働と食生活」「女猟師」「マタギとは山の恵みをいただく者なり」(いずれもエイ出版社より)「山怪」(山と渓谷社)

「2015年 『猟師が教える シカ・イノシシ利用大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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