サケマス・イワナのわかる本

  • 山と溪谷社 (2012年7月1日発売)
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感想 : 3
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  • 本 ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635360746

感想・レビュー・書評

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  • 20121118
    父の故郷、凍えるような滝壺に潜りヤマメの美しさに感動した小学校の夏休み。
    開高健を読み漁り、遠いソ連やアラスカに憧れた高校時代。
    土地柄、海の釣りにハマってしまい湖や渓流とは縁遠くなってしまったけれど、サケマスのかっこよさに並ぶ淡水魚ってなかなかいない。
    基本的な知識がコンパクトに纏まった良書だけど、特筆すべきは写真の情報量!
    魚種図鑑の項はもとより、生息地で撮影された写真の数々が素晴らしい。
    高い所から撮ったイワナのペアなんて、藪漕ぎしてポイントに着いた瞬間を想像して鳥肌が立ちました(笑)

    ちょっと褒めすぎですが、渓流釣りに少しでも興味のある方は必見です。

  • サケが大好きで生態を知りたくて読書。図や写真付きで良い。サケやマスには多様な成長過程がるようだ。ニジマスは産卵後斃死しない。▼ヤマメの中で海に降りるとサクラマスとなる。陸封型つまり、海に行かないヤマメで海に行く準備として銀化したがやっぱり海には行かなかったサクラマス(ヤマメ)と降海型である銀化し海に行ったサクラマスの味の違いが気になる!!!▼遺伝子操作されたマスなど養殖魚について自然の生態系への漏出は気を付けてもらいたいと思った。

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著者プロフィール

1940 年生まれ。東京水産大学卒業,東京大学大学院農学系研究科博士課程修了(農学博士)。東京大学総合研究博物館助手,北里大学海洋生命科学部教授を経て,現在は同大学名誉教授。専門は魚類分類学・生態学。

「2020年 『海のミクロ生物図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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