- Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
- / ISBN・EAN: 9784635420006
感想・レビュー・書評
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雪崩の起こるメカニズムや、対処法(と言っても雪崩に“立ち向かう”わけではないが)を網羅した、まさに決定版。
雪崩は夜は起こらないとか、木が立て込んでいる場所は大丈夫とか、埋もれても抜け出せるとか、けっこう誤解も多いのである。
雪崩の前兆である「ワッフ」という雪の動く音、私は聞き覚えがあるような気がするのは気のせいか…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
雪崩は頂上への勾配が18度以内のところであれば安全。18度は1:3の勾配。
樹林帯の中の木がない処は、過去に雪崩が頻発した場所である可能性が高い。雪崩が起こる場所では樹木は成長しない。 -
雪崩発生の仕組み、危険判断の方法、セルフレスキュー、最新の装備まで幅広く体系的にかかれた一冊。
これまで、雪崩発生の仕組みを科学的に書いたものは読んだことが無かった。
雪山、スキー、スノボをやる人たちは一読すべき書だと思う。読んだから防げるのではなく、実際にスノーピットやプローブの練習などを積極的に積んで行きたい。
シーズン前には再度読み返してみようと思う。 -
雪山に入る人は必読だと思われます。
雪崩のほとんどは人為的に発生します。
雪崩を引き起こす可能性のある「やってはいけないこと」を知ることが雪山で雪崩にやられな唯一の方法化と思います。
セルフレスキューも大切ですが最も重要なのは雪崩を起こさない行動をとることです。