富士山1周レースができるまで ~ウルトラトレイル・マウントフジの舞台裏 (ヤマケイ新書)

  • 山と渓谷社
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635510325

作品紹介・あらすじ

「UTMF」初開催まで何があったのか?知られざるエピソードがすべて明かされる。

感想・レビュー・書評

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  • 長いトレイルをゴールまで走り抜けることはレースというよりも旅そのもの。走る、疲れる、後悔する、食べる、飲む、人と出会う、元気になる、また走る。走りながらいろいろなことも考える。昔のこと、今のこと、未来のこと。

    そしてゴールが近づくにつれ不思議と感謝の気持ちがいっぱいになってくる。レースや練習で迷惑をかけている家族へ、休日楽しめるだけの仕事があること、応援をくださっている皆様、エイドの皆様、などなど。ゴールした後の清々しさはどれだけレース中苦しかっただろうと全てを吹き飛ばしてくれる。

    2018年UTMF抽選待ち。参加できますように。

  • UTMFができるまでを、鏑木さんと福田さんが交互に語る。UTMF中心の内容だったけれど、もう少し内部の面白話みたいなのが多いとよかった

  • 時計回り,反時計回りで結構苦労してるんだなあ

  • UTMF 開催までのドキュメント、当事者たちだけあって臨場感もあり、楽しめた。走るだけでなく提供する側の楽しみってのを経験してみたくなる!
    途中からほめほめ合戦になるのはご愛嬌

  • UTMFを日本で開催するための苦労談。
    絶対出てやる!

  • 中身はまさにタイトル通り。
    個人的な見方が多分に入るけど、色んな苦労話を聞いているだけに、主催者の思いが直に伝わってきて心に響いた。これだけ信頼できる人たちに走らせてもらっている我々は幸福者だ。
    毎年楽しませてもらっている立場からすると、毎回大会後にでてくる文句になんだかなあ、という気がするけど、主催者にとっては、そんなこと百も承知なわけで、安全第一だからと割りきっているか、至らなかったと反省してできる範囲でどうにか改善しようとしているのだろう。確かに安くない出場料金を払っているけど、皆が単なる選手を越えて大会を作っているという意識を持つようになれば、関わる人がもう少し増えれば、さらに地域に根差し、世界に誇れる大会になるのだろう。

  • 160km、2昼夜に渡り走る方も凄いけど、沢山の方の尽力と情熱で運営され支えられて初めてランナーは安全に走ることができる。ロードも同じく。感謝して走らせていただきます。

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著者プロフィール

1968年、群馬県生まれ。日本を代表するプロトレイルランナー。早稲田大学競走部に所属し、箱根駅伝を目指すも、故障で断念。公務員をしていた28歳の時、野山を走るトレイルランニングと出合う。2005年には日本国内の三大レースを制覇。’07年世界最高峰の100マイル(160キロ)レース「UTMB(ウルトラトレイル・デュ・モンブラン)」を日本人過去最高位の12位で走破、’09年には3位入賞を果たす。以降、’12年まで連続出場。’19年に50歳にして再びUTMBに挑戦。125位で完走を果たす。

「2022年 『50歳で100km走る!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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