鳥ってすごい! (ヤマケイ新書)

著者 : 樋口広芳

• 山と渓谷社 (2016年2月19日発売)

感想・レビュー・書評

[flyfisherさんの感想 · 2023年3月15日]

命を繋ぎ、進化するために生き、その為の能力は僕の想像を大きく超え、そして進化を続けている。

[sykbibliotecaさんの感想 · 2022年5月5日]

日本の鳥類学の第一人者による鳥学の本。学術論文のような構成でていねいな脚注がありながら、教科書のような堅苦しさはなく、鳥愛好家のひとりとして鳥の愛らしさとすばらしさを一緒に称えるために解説してくれるような本でした。同時に、さらに見識を深めるための資料や引用元もていねいに紹介してくださっていて、より本格的に鳥について学ぶための足掛かりにもなるような堅牢さがあります。

タイトル通り、「鳥ってすごい」と本文中でも繰り返しおっしゃっていて、「すごい」をほかの形容詞や表現で言うなら第一人者はどういう言葉を使うのかを知りたいところではありましたが、「鳥ってすごいよね」と愛好家同士で話し合いたいという思いが最終章に書かれていて納得しました。

[shyamazaki69さんの感想 · 2022年5月4日]

元日本鳥学会会長の著者による、鳥の世界について、「飛行」「羽毛」「おしゃれ」「くちばし」「渡り」「カラスの知能」「托卵」「遊び」というテーマで広く紹介している内容。広く鳥の「すごさ」について新たな知識を得ました。

[ももさんの感想 · 2022年1月26日]

全ての鳥好きさんにオススメしたいです。
鳥の可能性すごいと改めて思いました。
著者の鳥好きがとても伝わりました。

[ただあきさんの感想 · 2020年5月29日]

すべての鳥好きさんにおすすめしたい。

[hito-kotoさんの感想 · 2017年8月24日]

飛行、羽毛、おしゃれ、くちばし、つがい、渡り、知能などについて整理されています。樋口広芳　著「鳥ってすごい！」、２０１６．３発行です。軽量化と頑丈さの二律背反を見事に解決している鳥、人間が作ったオスプレイ（ミサゴの英名）は何度も墜落してますが、ミサゴは墜落など絶対にしないそうですｗ。アラスカ～ニュージーランド間、１万２０００ｋｍを８日間無着陸で飛ぶシギ類。ヒマラヤ山脈越えをするインドガン。春と秋と渡りの経路は違うのに戻る先は何丁目何番地何号まで決まっている鳥。水道の栓をひねって水を飲むハシボソガラスetc

[restsitekさんの感想 · 2016年4月19日]

鳥に興味のある人はぜひぜひ読んでみて下さい。
鳥の魅力が読みやすくまとめられています。
鳥ってすごい！

著者プロフィール

慶應義塾大学訪問教授，東京大学名誉教授

「2021年 『鳥の渡り生態学』 で使われていた紹介文から引用しています。」