新編 日本のミイラ仏をたずねて

著者 :
  • 天夢人
3.60
  • (1)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 48
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635820677

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • (天夢人・山渓 2018)
    1996年発行の『日本のミイラ仏をたずねて』(晶文社)をベースに加筆。
    コラムは『ムー』1997、『望星』1997
    紀行エッセイ
    著者は1992年8月4日号集英社『週刊プレイボーイ』の「ミイラ巡礼」の企画ではじめて、即身仏の取材をしたらしい。それ以来”ハマった”そうだ。
    プレイボーイと即身仏がいまひとつつながらないが、プレイボーイの読者層のニーズがよくわからないのでなんともわからん、、当時、流行ってたのか?そこらへんの世相に詳しくないので不明。
    ともかく、即身仏廻りガイドブックとしてはとても良いし、読み応えもある。即身仏が非常に身近に感じられるというか、目線がヲタなのがすばらしい。しかし、ちゃんと一般読者もおいていかない配慮がある。小ネタも満載。

  • 蔵書(千葉1)
    新刊(千葉1)

  • 山形に即身仏が多くあることを知らなかった。
    人びとを救うため即身仏になった僧、(生き埋め)
    きれいな姿でないと打ち捨てられたとか、厳しい。

  • 日本のウェブサイト、アマゾンで経由し、2020年4月15日に入手した。(本10冊)=NT$5541+1.5%手数料83=5624、以上合計10点の購入金額は日本円19949*換金レットは約0.2778になった!)

    追伸:2020年5月30日にNT$307を返金しました。(日本円1105*換金レットは約0.2778になった!)

    NT$5624-307(輸出費用の減額)=5317

  • 信仰と現実と暮らし

  • 日本の即身仏は、東北に集中している。西には一体も無い。気候も関係しているのだろうな。
    巻末で、即身仏があるとされているお寺さんが、そこの扉を開けない(未だ中を確認していない)理由を述べていた。『湿気篭る所で100年以上も一度も開けていない中、ご遺体がどうなっているか…。でも、そこに仏様がいる!いらっしゃる!ということを信じて祈るのです。』と。
    なんだか、その地域の尊い気持ちを見た気がした。合掌。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1962年、北海道ニセコ町生まれ。東北学院大学卒。出版社〈荒蝦夷〉代表取締役。作家・編集者。著書に『ユージン・スミス 楽園へのあゆみ』(佑学社)、『てつびん物語 阪神淡路大震災・ある被災者の記録』(偕成社)、『新編 日本のミイラ仏をたずねて』(天夢人)、『瓦礫から本を生む』(河出文庫)など。編書に『佐左木俊郎探偵小説選(全2巻)』(論創社)。

「2022年 『フェンシング・マエストロ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

土方正志の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×