旅鉄BOOKS 036 美しき鉄道橋の世界

著者 :
  • 天夢人
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635822633

感想・レビュー・書評

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  • このアングルで写真をおさめるってことは、電車に乗っていたら無理なので、おそらく興味はあっても鉄道橋を改めて見に行くことはなさそうです。

    明治から昭和初期くらいに鉄道が開通した箇所が多く、当時は最先端な技術と多大な労力で橋を建設したんだろうなぁと思います。

  • おおむね現役の鉄道橋を紹介。廃線のも少し。

    橋といってもいろいろな形のものがあるのに驚く。
    「鉄道橋」のあれこれとしておもな種類が紹介されている。
    ・ガーター橋「第一養老川橋梁」千葉県小湊鉄道
    ・アーチ橋「第一幾品川(越川)橋梁(跡)」北海道国鉄根北線
    ・吊橋「市代吊橋」静岡県大井川鉄道井川線旧線
    ・トラス橋「旧揖斐川橋梁」岐阜県国鉄東海道本線
    ・斜張橋「櫃石島橋」香川県JR本四備讃線
    ・ラーメン橋「第三五ケ瀬川橋梁」宮崎県旧千穂鉄道高千穂線

    「タウシュベツ橋梁」も載っていた。函館本線で大沼公園内の「月見橋橋梁」が航空写真?で載っている。これはこの橋の下を遊覧船で通り抜けた。こんなに島々が周りに散っていたとは分からなかった。

    只見線「第一只見川橋梁」この只見線も乗ってみたいと思っているのだがなかなか果たせない。また「第六只見川橋梁」は被災橋として途中で途切れた悲しい姿が。平成23年の豪雨でやられてしまったようだ。復旧は22年中とあるが。

    「余部鉄橋」JR山陰本線 古い橋の写真もあり。


    2021.2.16初版第1刷 図書館

  • レインボーブリッジ芝浦ループ部とポートピア大橋が特に印象に残った。

  • 鉄道橋について注目したことはなかったが、今回の本を読むといろいろな鉄道橋が日本にあり、「目の保養」になっているものもある。




    現在、日本全国を旅できる状況ではないので、この本をめくって旅した気分になる。




    真っ赤な橋梁が印象的なのが、秋田内陸鉄道 秋田内陸線 大又川(おおまたがわ)橋梁だ。秋田内陸線のシンボルとして宣伝ポスターなどに登場するそうだ。




    紅葉の時期になると観光客や写真愛好家が多くやって来る。実際に眺めてみたくなった。





    鉄道橋にもいろいろ種類がある。その中で「ラーメン」が気になった。「ラーメン」と言ってもズルズルすするのとは関係なく、ドイツ語の「額縁」を意味する単語だった。複数の橋脚と橋桁という違う部材同士が一体になるように結合した「剛結合」による構造をいうと説明している。




    この他にもいろいろな鉄道橋を紹介している。
    現役のものもあれは、路線の廃止後も残っているものもある鉄道橋も風情があっていいなあ。

  • 裏表紙には、ポートアイランドから写した写真が掲載されている。

    新淀川橋梁、余部鉄橋など近畿地方の鉄橋は、通ったことがあったり見たことがあったりで、興味はつかない。

    阪神間の各都市で年に一回開催される市展で、アマチュアカメラマン、はいアマチュアであっても、鉄道橋の写真を入線させるのはなかなか難しい。

    何年か前、尼崎市展でベテラン女性カメラマンが、
    由良川橋梁の写真を入選させていた。

    川面が荒れる中、電車が通過している写真だったと記憶している。
    地元の人から情報を得て、撮影に出掛けたとご本人から直接聞いた。
    かように橋梁写真をものにするには、条件を要する。

    中井精也や山﨑友也とは異なる視点で、4人のカメラマンが、素敵な橋梁写真を提供してくれている。

    楽しめる一冊だ。

  • <目次>
    第1章  北海道/東北/関東
    第2章  中部/近畿
    第3章  中国/四国/九州

    <内容>
    鉄道橋(廃線も含む)に特化した紹介本。写真が美しいので見惚れるが、自分が行ってもこのように撮れるわけではないし、鉄道橋の種類はカタカナが多くて、今ひとつ理解できないので、眺めるで終わりにしよう。

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