- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784635822985
感想・レビュー・書評
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ローカル線の終着駅でその駅の周辺を歩くので
はなく、本当に駅の近辺を歩き回ってその地の
「素顔」を浮かび上がらせます。
例がなくどこも人口が減って、お年寄りばかり
になって寂れていますが、そこにはその地なら
ではの「何か」があります。
歴史なのか、気候なのか、街並みなのか、人と
のふれあいなのか。
自分自身でそれを実際に確かめたくなる一冊で
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終着駅の持つ独特の魅力。過疎化の進んだ駅周辺。それでも地道に暮らす人々、町、飲食店を辿る旅。
有名観光地ではないごく当たり前の終着駅の風景。その選択が何より本書の魅力だろう。
三峰口(秩父鉄道)、勝山(えちぜん鉄道)、根室(JR根室本線)、若桜(若桜鉄道)、加太(南海加太線)、小島新田(京急大師線)、吉良吉田(名古屋鉄道)、鳴門(JR鳴門線)、仙台空港(仙台空港鉄道)、三角(JR三角線)
写真も余韻の残る文章も、そのバランスが良い。地元の方々との触れ合いが何よりの一冊です。
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