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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784635823760
感想・レビュー・書評
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2015年に夫婦で乗ったシベリア鉄道紀行。著者である夫は、ソビエト連邦時代の1981年と1985年にも乗車している。その時と比べながらウラジオストックからモスクワを目指す。
著者はロシア語は話せないものの、ロシア文字はどうにか読める。それは大きな力だ。ロシアでは、英語はほとんど通じないらしい。カラー写真も豊富で、楽しい旅行記だった。コロナがなければ、また乗車したかったそうだが残念。その上、出版時には想像していなかったウクライナ侵攻が起こり、ロシアへ旅行というのは当分ないだろうなぁ。
いろいろ考えてしまいます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容は重たすぎず、軽すぎずといった感じでさらっと読みやすかったです。
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1981年、1985年と2度シベリア鉄道に乗車した著者の3度目は、2015年の夫婦旅だった。
変わりゆく車窓や街の様子、変わらないもの。
このご時世乗りにいくのは更に難しくなってしまったが、シベリア鉄道はやはり憧れ。
ロシアの東側を中心に旅したてみたい。 -
先に読んだ「ぶらりユーラシア」と似た趣の本。今年3月に発売。この短期間の間に似たタイプの本が2冊立て続きに出版されている。2015年に著者3回目のシベリア鉄道の旅を写真と文章でまとめたもの。熟年夫婦での旅ということで、この手の本は一人旅のものが多いのでとても新鮮。「ぶらりユーラシア」があまりの大作なのでそれと比べると物足りなさも感じるが、写真を多用した現代の旅行記は知らない人のものでも十分に楽しめる。「ぶらりユーラシア」は「深夜特急」のように十分に時間をかけながら読んだがこの本は通勤車内で3日間で読んだ。
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過去に乗ったシベリア鉄道に再挑戦する旅行記。こういうのが好きなので、星5つ。
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タイトルからシベリア鉄道紹介本かと思いきや、「シベリア鉄道に乗る私」エッセイ。
あとがきを見るに、自費出版した旅行記を基にしているようです。
60歳近くの老人が夫婦でシベリア鉄道旅行をして、
その中で著者の学生時代のシベリア鉄道旅行の思い出語りが中心。
旅行も2015年に行われており、情報は古びて現在での利用価値は低いでしょう。
一応、最近の情報がコラムになっていますが、シベリア鉄道旅行をしたい人にとっては初歩的な内容です。
著者プロフィール
二村高史の作品





