1冊でわかるポケット教養シリーズ 吉松 隆の 調性で読み解くクラシック

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  • ヤマハミュージックメディア
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本棚登録 : 127
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784636909302

作品紹介・あらすじ

「運命」はなぜハ短調で扉を叩くのか?クラシックの長調、短調にはワケがある。現役作曲家が解き明かす、ありそうでなかった「調性」本!!

感想・レビュー・書評

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  • クラシック音楽をきちんと勉強する意味でタメになる本。音楽を世界構築と関連付けた西洋と比べ、東洋はそれ自体が世界として音楽が存在する。とても面白かった。

  • 電車の中で読もうととっておいた本でしたが、2年越しでようやく読み終わりました。ページ数は多くないものの、単なる楽典的な解説だけでなく幅広の内容で、とても分かりやすく楽しく読むことができました。

  • 実際の作曲家が、調性についてどのように考えているかということを知ることができるたいへんに興味深い著作である。楽典のことなどほとんど忘れていたのだが、あらためてクラシック音楽における調性の重要性を再確認した。
    調性に関係して、音楽が人類の歴史の中でどのようにして生まれてきたのかということにも言及があり、和声法が確立するまでの経緯も知ることができる。
    これからクラシック音楽を聴く際には、その曲がどんな調で作曲されているかということにも注意しながら聴いてみたいと思う。

  • 【「教職員から本学学生に推薦する図書」による紹介】
    貞許礼子 先生の推薦図書です。

    <推薦理由>
    音楽理論の本ではなく、著者の「音楽観」が反映された音楽入門の本です。
    ジャズやロックなどポピュラー音楽、民族音楽の理解も深まります。

    図書館の所蔵状況はこちらから確認できます!
    http://mcatalog.lib.muroran-it.ac.jp/webopac/TW00357966

  • 音楽の「調」について何となく詳しくなった気になれる一冊。
    歴史だけでなく、楽器別紹介、代表曲なども載っているのでオーケストラや吹奏楽をはじめたばかりの人には選曲も参考になるかも。

  • 非常に分かりやすい内容。取り扱っている内容は、和音、和声、調性と頗る複雑で難しいが、さすがです。クラシックに限らずいろんなジャンルの方に読んでもらいたいと思いました。

  • 長年楽器演奏を趣味としながらも、

    (1)長調・短調が明るい、暗い以外の、法則的違いがあると初めて知った(恥ずかしい〜っ!)

    (2)嬰へ長調と変ホ短調とかの嬰と変の違いも読み方も知らなかった。

    (3)コードの意味が初めて理解出来た。

    勉強になりました。

  • お恥ずかしながら、調性について全く無知である私にとってとても勉強になる、入門の1冊です。
    代表曲とかも挙げてくれてたから、次からは意識して聴けるかな??か、同じ調つながりとかで曲聴いてみようかな??

  • コンチェルトを弾くにあたって、(今更だけど)調性の共通イメージをちゃんと知りたいと思って、レッスン前に急いで購入。作曲家目線で、楽器の特性とか歴史とか日本の雅楽のことまで広く書かれていて、知らないことばかりで、勉強になった。
    でも、一番知りたかった、調性の共通イメージに関しては、とてもあいまいで、わが師匠や某巨匠に教えていただいた以上のことは載っていなくて、残念だった。
    ひとつだけ、R=コルサコフの色聴の記載が参考にはなった。それでネットで調べたけれど、不思議なことに、R=コルサコフの色聴をいくら探しても出てこない…これは、別の本にあたりをつけたので、そこでまた勉強しないと。

  • タワーレコードのクラシックコーナーで見付けた本。
    著者は現代音楽の作曲家。個人的には「プレアディス舞曲集」は好きな作品。

    音楽理論とが楽典の本って中々良いのがないんだよね。最初はバカバカしいほど簡単なのに、何処かで躓くともう訳わかんなくなる。実用に即して教えようとするから、大事なことだけ、これぐらい判るだろうと思って書くからだろうけれど。

    調性の性格、調性が生まれてきた歴史、物理的な裏づけ等、へ~と思うことが多かった。♭、♯、♮は元々同じ記号だったとか、ドイツではハ長調のシをh(ハー)と呼ぶが、元々印刷ミスが原因とか、無駄話なんだろうけれど、こういうトリビアをたっぷり楽しんで読み終えた。一番面白かったのは、調性と楽器の関係かな。楽器によって得意不得意な調性があるとか、意外だった。楽器が出来る人はシャープやフラットが幾つあろうか関係ないと思ってた。特に金管楽器は大変なんだね~。

    文章も読みやすいし、吉松先生自筆の可愛らしい力の抜けたイラストもいい味です。

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